40代、いつの間にかぽっこりおなかに!原因と対策を考えてみた結果【体験談】
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腸は「第二の脳」と言われ、その動きは自律神経がコントロールしています。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類あり、それぞれがバランスを保っていますが、更年期になるとエストロゲンの分泌が減少して、交感神経が過敏になります。そして副交感神経がよく働かず、腸のぜん動運動も鈍くなって便秘が起こりやすくなります。
また、腸の働きが悪くなると肝臓に負担がかかるので代謝機能が落ち、痩せにくくなってしまいます。そこで腸内環境を整えるために意識してとりたいのが発酵食品と食物繊維です。
発酵食品はヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬け、キムチなど。食物繊維はごぼう、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜類や納豆、いも類、海藻類、きのこ類など。
腸の内容物が通過しやすくなるように十分な水分をとることや、基本的なこととして、便意を促すきっかけとなる朝食を必ず食べるなどの生活習慣も大切です。
腸内環境を整えるためにとりたいもの
更年期になると起こるエストロゲンの減少が「抗酸化力の低下」「骨粗しょう症のリスク」「自律神経の乱れ」を引き起こし、結果として痩せにくい体になっているということがわかりました。20代、30代のころと同じことをしていても痩せないと感じる理由も理解できたのではないでしょうか。
更年期に起こる体の変化に対応した食生活で、健康的なダイエットを実践してみましょう。
【善方先生からのアドバイス】
更年期の体重増加はある程度は生理的なものとして受け入れて、筋力が落ちないような運動と食事で健康美を目指しましょう。
文/鈴木亜希子(53歳)
フリーランスPR兼ライター。独身生活を謳歌しすぎたら婚期を逃したが、趣味のランニングと猫好きが出会いのきっかけとなり50歳で結婚。美肌食マイスター初級/アスリートフードマイスター3級
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