リハビリで筋肉をつけることの大切さを学ぶ
楽しくゆるゆると週末ランニングを始めて何回かたったある日、その日は用事があって2週間ぶりに走った日でしたが、走って5kmを超えた辺りから、左腰に感じたことのないぎくしゃくとした違和感を覚えました。ただ、ひねったり痛めたりしたわけでもなかったし、2人で走るコースもあらかじめ決めていて、まだ走り終わっていなかったので最後まで走り続けました。
ところが、走り終わって帰宅するために歩き始めた途端、左腰からおしり、太ももにかけて鈍い痛みを感じ、歩くのに足を引きずる感じに。その後、徐々に痛みは増し、その日の午後には階段を降りるのが困難なくらいに痛くなりました。翌朝にも痛みは続き、生活に支障を来すので整形外科に行ったところ、MRI検査を受けることに。
結果は骨折や捻挫をしているわけでもなく、太ももの足の付け根の骨の継ぎ目が加齢でぎしぎしいっていること、それを防ぐには周りの筋肉が弱すぎることが指摘され、3カ月以上のリハビリ通院を強いられる羽目に……。
以前は姿勢がよかったはずなのに、今は気が付くと猫背で姿勢が悪く、余計な脂肪がつくだけでなく、筋肉が鍛えられていないので加齢で支え切れなくなってしまったとのことでした。
まとめ
以前は好きなだけ食べたいものをとり、特に定期的な運動をしなくても太りませんでしたが、そのまま中年になると、それまでは想像もしていなかったくらいに下半身に余計な脂肪がついて、なかなか取れにくくなってしまいました。また、若いころは体力にも自信があった私ですが、過信をして何もしないでいると、体力だけでなく筋力もなくなり、運動をしたくてもすぐにできない体になってしまっていました。
これからは定期的に運動を継続できるように、日々、筋トレやストレッチで筋肉を保持していこうと思います。筋肉をしっかりつけることにより、きれいな姿勢を保つこともでき、余計な脂肪もつきにくくなり、美容にも健康にも良いことを学びました。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/サトウユカ