
真冬を除くほぼ1年中汗をかくようになった私。そのためにさまざまなトラブルに見舞われるようになりました。更年期障害の代表的な症状の一つ、異常発汗のリアルと対処法についての体験談を紹介します。
拭いても拭いても止まらないのは体型のせい?
インドアで在宅勤務が主だった私が、社会復帰して外で働き出したのは今から6年前の45歳のころ。1日の歩数が2,000歩台から多い日では1万歩を超え、平均しても7,000歩オーバーになり、これで健康的な生活が送れると喜んだのもつかの間、ものすごい汗っかきで悩まされることになりました。
若い子と一緒に外出していると、彼らは汗一つかかないのに、私は額から、首から、脇の下から汗ダラダラ。ハンドタオルでせっせと拭いても、拭いたそばから汗がたら~り。気になるようになったのは初夏のころだったので、暑がりだし、小太りというよりがっつり肥満体型だったからそのせいかもと思っていました。今思えば、これが更年期症状の異常発汗の始まりだったんですね。
汗ダラダラでのトラブルが続出!
本格的な夏が来ると、これは異常じゃないかと思うほど汗をかくように。なにせ、ブラウスを着ると襟や脇の下がびっしょり。色物だとしっかり変色しているではありませんか! 酷暑の日本。ハンドタオルで拭いても拭いても汗は止まらず……。ハンドタオルは常に湿っていて、紙の資料がタオルの水分を吸ってしわしわになることも。
パンツやキャミソールは会社に着くころにはひんやり。そんな状態で冷房のきつい室内に行くと、汗がひくのはいいけれど、冷たくなったパンツやキャミソールが直にあたり、寒すぎるっ。
そして、一番つらかったのがブラジャーやパンツのゴムの当たる部位がかゆくてかゆくてたまらないこと。お風呂に入ってもかゆみは治まらずボリボリかいてはかき壊し、引っかき傷とかさぶたになってしまいました。
汗っかきを最小限に食い止めるアイテムで大助かり!
デリケートゾーンが無残な状態になった私。恥を忍んで皮膚科に行くことに(といっても女医さんのところ)。患部を見せると、汗かぶれであるとのこと。塗り薬を処方され、清潔にしてから塗布するように、症状がひどいときには塗った後にガーゼを当てておくといいとアドバイスを受けました。
実践すると今までのかゆみがウソみたい。赤茶色になっていたり、キズがついていたりした肌がキレイに。そして、ガーゼを当てることで、汗をかいてもこれを取り替えれば、ブラジャーやパンツの跡がつかず、かゆくないことを発見! 今ではほぼ1年中ブラジャーを着けるときにガーゼ代わりに手ぬぐいを入れて、汗をブロック。キャミソールの裾をパンツの中に入れてデリケートゾーンのかゆみや湿疹を予防しています。パンツもボクサータイプを愛用しています。
そして、汗を拭くためのアイテムはハンドタオルから手ぬぐいへ。手ぬぐいなら濡れてもあっという間に乾くので大活躍です。
まとめ
春と秋も当然のように汗をかきます。みんながコートなどの羽織ものを着ているときでも、汗がダラダラ。そんなときに使っているのはスカーフ。顔と首の汗をしっかり吸い取ってくれます。何枚かを着回していると(=必要に迫られてだけど)、おしゃれさんと勘違いされることも。脇の下の汗対策は、春と秋なら制汗スプレーでなんとか回避できています。
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