- 2025.05.15
- スカッと体験談,
「ググればわかるので」上司の指示を拒否する新人社員…お望み通り好きにさせた結果
小さな会社で会社員として働く私。社長の1人娘A子が入社してきてからというもの、職場で嫌な思いをすることが増えてしまいました。その理由は、この社長令嬢の態 …
ウーマンカレンダー woman calendar
私の祖母の介護が必要になったときの話です。両親と私が住んでいた家と祖母の家は、飛行機での移動が必要な距離。自宅から祖母の家に行くには、順調に進んでも半日は必要でした。交通費も時間もかかる遠距離に、悩まされることになりました。
★関連記事:「先祖が眠る墓を移すなんて認めない!」墓じまいを巡る家族間のトラブルに発展した話【体験談】
1人暮らしをしていた祖母宅の近くには、父の弟と妹が住んでいました。2人が何かと気にかけてくれていたので、両親と私は祖母が元気なうちは年に1~2回会いに行くのみでしたが、いよいよ1人暮らしが危ないとなってきたとき、状況は一変しました。考えなくてはならないこと、やらなくてはならないことが多く、家が遠いからといって父母だけが何もしなくて良いという状況ではなくなったのです。
まずは、祖母が入所する施設探しです。見学や入居説明会のために両親は頻繁に帰省をしていました。施設入居後は、祖母を見舞いながら空き家になってしまった祖母宅の管理。祖母宅は荷物の量が尋常ではなかったので、父の弟家族と妹家族だけでは手が足りません。また、祖母は自宅以外にも複数の土地を所有して管理していました。それらの管理にも人手が必要だったのです。
施設入居後、徐々に祖母は弱ってきて最期のときも近付いていました。両親はさらに帰省の回数を増やしてはいましたが、当時の父は激務。自宅では寝るだけという生活でした。そのため、ずっと祖母の近くにいるわけにもいきません。なんとか仕事をやり繰りして時間を作って帰省し、状態が少し持ち直したらすぐに自宅に帰るという生活を両親は続けていました。自宅に帰ってくるたびに、ぐったりと疲れていた様子の両親が印象に残っています。
そんな生活の中でも、両親は祖母の最期をみとることができました。それだけは本当によかったなと思います。
孫である私は、祖母の介護に直接的に関わることはできませんでした。最期のときにも立ち会えてはいません。私がしていたことといえば、母の代わりに自宅の家事をしていたことぐらい。それはやはり遠距離だったということが大きな理由です。頻繁に休みを取ることは難しく、1回の往復だけでも高額の交通費がかかるということも大きな負担でしたが、もう少し手伝うことができたのではないかなとも思います。
夫の実家も、今のわが家から飛行機での移動距離にあります。義両親の高齢化も進んできており、今後、遠距離介護が必要なときが必ず来ます。今はできる限り帰省をして、顔を見せられるように心がけながら、そのときのために交通費も含めた介護費用を用意していこうと考えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/ちい
ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室
★関連記事:若い人に発症する認知症とは? 認知症の種類と認知症になりやすい生活習慣を知っておくべき理由【医師解説】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶然の再...
続きを読む私はただ今42歳。フォトグラファーをしています。現在も独身ですが、好きな仕事にまい進できる日々には大満足。年老いた両親と一緒に実家暮らしを続けています。家族3人で仲良く穏やかに過ご...
続きを読む小さな会社で会社員として働く私。社長の1人娘A子が入社してきてからというもの、職場で嫌な思いをすることが増えてしまいました。その理由は、この社長令嬢の態 …
2人目の子どもを出産してから、日々の育児疲れもあって、私はほとんど性欲を感じなくなってしまいました。 ★関連記事:「夫が豹変…!」子育てで消えた夫婦生活 …
2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。先輩女優のマイからの嫌がらせで、カボチャ役を演じる新米女優のミサキ。セリフなしでも懸命に …
結婚して片田舎で夫の義両親と同居生活を始めてから25年余り。今や義両親は80代です。幸い、義父は高血圧対策の薬を飲んでいるものの、黙々と畑仕事に精を出し …
2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。新米女優のミサキは、先輩女優のマイからの嫌がらせでカボチャ役を演じることに。セリフのない …
2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。 エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院 …
孫を溺愛している義父と義母は、わが家に来るたびに「孫にプレゼント!」とおもちゃを持ってきたり、しょっちゅう宅配便を送ってきたりします。物をいただけること …
春に第1子を出産しました。帝王切開で入院が長引いた上、赤ちゃんも保育器に入っていたため、しばらくは家族以外のお見舞いをお断りしていました。退院して赤ちゃ …