「うっ…臭い」疲れていた私がラッキー!と思った電車の席。しかし、まさかの事態に【体験談】
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38歳のとき、突然の事故でご主人を亡くされたmarikoさん。とても仲の良いご夫婦だったそうで、突如パートナーを失った悲しみは計り知れません。marikoさんは、ご主人を失ったショックから心身ともに弱ってしまいますが、両親や親族にも頼れず、周囲からの心ない言葉に打ちひしがれるしかありませんでした。そして、ご主人との別れから17年たった今。時を経てやっと心の内を打ち明けられたのです。
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marikoさんとご主人の結婚生活は、11年半。2年のお付き合い期間を経て結婚されました。とてもやさしいご主人で、marikoさんのやりたいことはいつも後押ししてくれたそう。「笑ってそこにいてくれれば、それで良い」というご主人の言葉から、どれだけmarikoさんが愛されていたかが伝わってきますね。
家の中でかくれんぼをするなど2人の生活を楽しまれていたので、当時子どもは望んでいなかったmarikoさん夫婦。しかし今となっては、子どもを作っておけばよかったかも……という思いと、いなくてよかったという思いが葛藤しているそうです。
そんな幸せな生活を送るmarikoさん夫婦でしたが、その日は突然訪れました。仕事の都合で、ご主人より早く家を出たmarikoさん。「いってらっしゃい!」と手を振ってくれたご主人、それが最後の姿でした。
いつものように食材を買って帰宅しても、誰もいない部屋。ご主人が好きなパンも買ってきたのに、食べてくれる人はそこにはいませんでした。ベランダに干したままのご主人のシャツ、朝起きたときのままのベッド……すべてそこで時間が止まってしまったかのようだったそうです。
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