「余命半年かもしれない」住宅ローン審査直前に告げられた医師の言葉
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子どもとのショッピングで連れられていったギャル系のアパレルショップ。ギャルに縁のない人生を送ってきた私は、ギャル店員さんのテンション高めの接客に若干戸惑ってしまいました。しかし、接客を見ていると取り入れるべき会話スキルがたくさんあることに気付き、尊敬の念を抱くまでに! ギャル店員さんの接客から学んだまねしたい会話スキルについてお話しします。
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10代はルーズソックスやアムラーなどが流行していましたが、自分自身には無縁だったため、ギャルを遠巻きに見ながら「すごいテンションだな~」と思っていました。しかし、ギャルの同級生はとても明るく親しげに接してくれたこともあり、悪い印象はありませんでした。その後もギャル文化とはほとんど接することがないまま過ごしてきましたが、子どもの間に再びギャルブームが起こっていることで、子ども服や雑貨を販売しているギャル系ショップに行きたいとせがまれるように。
カラフルでどこを見ても原色! レオパード柄! といった派手な店内で、確実に浮いている私とうれしそうに店内を回る子ども。そんな私たちにもギャルの店員さんはフレンドリーに接してくれます。たまたま子どもがそのショップのブランドのTシャツを着ていたこともあり、「この前出たばかりの新作着てくれてるんだね! めちゃ似合っててかわいい!」と子どもに話しかけてくれました。

店内には子どもの興味を引く洋服や雑貨がいっぱいで、子どもは「これが欲しい!」「あれもかわいい!」と目をキラキラさせながら店内を駆け回っています。ついていくのにやっとな私にギャル店員さんは「試着だけでもOKなんで、どんどん手に取ってくださいね~!」と気さくに話しかけてくれました。
あるトップスを手に取り「かわいいー!!」と興奮する子どもに、「ねー! かわいいよね! 今着てるこのスカートにもぴったりだよ!」と子どもに当てがってみてくれます。ショップの店員さんは、愛想で子どもと会話してくれることはよくありますが、ギャル店員さんは子どもをお客さんとしてきちんと接客してくれており、私も「この店員さん、すごく感じいいな」と感心しました。
「試着もできるよ! してみる?」と子どもに試着を提案するギャル店員さんの言葉を聞いて「試着する!」と一緒に試着室に向かおうとする子ども。その店員さんは「試着だけでもできるんですけど、どうされますか? 着るだけでもまったく大丈夫です!」と念のため私に確認を取りましたが、まあ試着くらいならとOKを出し、子どもは試着室へ向かいました。
ギャル店員さんの軽快なトークに、子どもはすっかりトップスを買う気になってしまっており「ママ! これ欲しい! 買って!」を連呼! まあそんなに高いものでもないし、このくらいはいいかなとすっかりその店員さんのトークに魅了され、購入を決めてしまいました。

トップスの購入を決め、お会計をしようとすると、レジの前にディスプレイされていたキャップが子どもの目に留まりました。「ママ、これも欲しい!」とねだってきましたが、派手すぎる色使いで子どもの服にも合わない……と思っていたところ、横にお手ごろな値段の黒のシンプルなキャップがディスプレイされていました。「ママはこっちのほうがいいかな!」と提案しましたが、子どもは派手なデザインのキャップにすっかり夢中です。
値段も安くはないので、このキャップはどうだろう……と悩んでいると、ギャル店員さんが「こっちもかわいいけど、ママの言ってるキャップだといろんな服に合うよ! あたしはこっちのほうが好きかな~」と子どもに黒のキャップを提案してくれました。すると、子どもも「こっちの黒にする!」と先ほどの派手なキャップはすでに眼中になし!
このとき、私はこのギャル店員さんのある点に気が付きました。ギャル店員さんは、子どもと話すときに必ず中腰になって、子どもと同じ目線で話すのです。そして子どもに話しかけるときに「お姉さんはね」と言った感じではなく、「あたしはね」と、子どもと同じ立場に立って話していたのです。
このトークスキルの高さに「え、この店員さんすごいかも」とびっくりした私は、思わず黒のキャップも併せて購入してしまいました。自分の言うことは全然聞かないのに、ギャル店員さんの言うことは素直に聞く子どもを見て、日ごろの自分の子どもへの話しかけ方を見直さなければと、反省させられました。
子どもにフレンドリーに話してくれたギャル店員さんですが、実は同じ目線で同じ立場で話してくれていたことで、子どもはすっかりギャル店員さんに魅了されたようです。親の私に対してはきちんとした接客で、子どもにも手を抜かず対等に接客していたギャル店員さんの話術は、普段の子育てでもぜひ取り入れたいポイントがたくさんあり、大変学びになった体験談でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/やましたともこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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