「えっ、週2回も…?」ママ友との会話で発覚…私たち夫婦の夜の事情とは【体験談】
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20代の後半で彼と出会って、恋に落ちたあのころ。何もかもが新鮮で、毎日が輝いていました。たくさんの楽しい瞬間を共有し、自然と体の関係も深まっていきました。若かった私たちは、この幸せが永遠に続くように感じ、結婚を決意しました。
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結婚当初は、まさに理想通りの日々でした。定期的に営みの時間を持つ中で、第1子を授かり、2年後には第2子の誕生を迎えました。しかし、2人目を妊娠したころから、私の心に変化が訪れたのです。夫婦の営みに対して、言いようのない嫌悪感を抱くようになってしまったのです。
原因は、おそらく育児の疲れと睡眠不足、そしてホルモンバランスの変化による性欲の減退だったのでしょう。夜泣きを繰り返す子どもたちの世話に追われ、心身ともに疲弊していました。夫はというと、「うるさいなぁ」と愚痴をこぼすばかりで、私のつらさを理解しようとしてくれているようには感じられませんでした。
そんな状況から、私は自然と夫を拒否するようになり、2人の育児はほぼワンオペ状態になっていきました。時折、夫は以前のように求めましたが、「子どもがもう少し大きくなったら、2人の時間も持てるから」と、その場をやり過ごしてきました。
そして、待ちに待った日が訪れました。子どもたちが小学生になり、ようやく夫婦の時間を取り戻せると思った矢先のことです。夫から誘われた私は、「子どもは2人で十分だから、もしものときは避妊に協力してほしい」と伝えました。
しかし、彼の返答は、「えー、面倒くさいなぁ」という、あまりにも思いやりのないものでした。このひと言で、私は確信しました。彼は、私の体のことなど、これっぽっちも考えてくれていないのだと。
それ以来、私たちは営みについて口にすることはなくなり、ただ同じ屋根の下で生活を共にするだけの、同居人のような関係になってしまいました。
幸か不幸か、レスでも、私たちは大きな問題もなく、穏やかな日々を送っています。ただ、そこにはかつてのような愛情はほとんどなく、子どもたちが巣立った後のことを考えると、離婚という選択肢も頭をよぎります。
結婚前は、楽しい気持ちや高揚感でいっぱいでしたが、結婚生活を続けていくには、それだけではいけないのだと痛感しました。生活を共にする中で、相手への思いやりを忘れずにいることが、何よりも大切だと痛感しています。
営みにおいても、自分本位の行動は相手を傷つけ、溝を深めてしまう可能性があることを知りました。営みの時間は、単なる性欲の解消ではなく、心と心のつながりを確認し合うための大切な行為なのだと、私はこの経験を通して学びました。夫婦として、そして人として、相手への心と体の気づかいを忘れずに、これからも歩んでいきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本エリ子/50代女性・パート
イラスト/きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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