めまいで倒れた40代が「更年期だから」と見過ごしていた疲れや動悸、その裏にあった病気の正体は
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当時40代前半だった知人の話です。私は彼女と同じ職場で働いていました。彼女は20代後半から約13年にわたり、便秘や腰痛に悩まされていました。ある日の健康診断で便に血が混じっていることが判明! 病院へ行くと「大腸がん」と診断を受けました。しかも、かなり進行した状態だったのです。長きにわたる治療と後悔で知人が得たものとは……。
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看護師である知人は、20代後半から約13年にわたり、繰り返す腰痛や便秘の症状に悩まされていました。しかし、夜勤のある不規則な生活、患者さんの移動や入浴介助など、重労働や職業病によるものだと思い、病院へ行っていませんでした。看護師としての知識や経験があったので、市販の緩下剤や湿布、コルセットを使い、症状を落ち着かせながら放置していました。
40代に入り、健康診断で便検査を2回分提出すると、まさかの2回分とも出血の陽性反応が。私は、知人の驚きを隠せなかった様子を今でも覚えています。知人は、今まで何度も便の検査を受けていましたが、出血の陽性反応が出ることはなかったようで「どうしよう、最近、便秘に腰痛もきついなと思っていたけど……。まさか、がんじゃないよね……」と、病気が隠れているのではないかという不安、病気を否定したいという気持ちが伝わってきました。
しかし、予感は的中。消化器内科で検査を受けると「大腸がん」と診断されました。大腸がんは初期では比較的症状が出ないため発見が遅れることも多く、知人もすでに進行した状態だったようです。そのため、治療のできる大きな専門病院を紹介されました。
知人は手術に加え、術後に抗がん剤治療を受ける必要があると医師より説明を受けたそうです。
手術前に知人へ会いに行くと、涙を流しながら今の思いを話してくれました。「初めての手術に抗がん剤治療、どうなるのかな、怖いよ。もっと早く病院に行っておけば、ここまで病気が進むこともなかったよね」と、手術や抗がん剤治療を受けることへの不安や、繰り返す便秘や腰痛をなぜ放置してしまったのかという後悔を口にしていました。
手術を無事に終え、約半年間にわたる抗がん剤治療が始まります。治療が始まる最初の1カ月程度は薬の作用や副作用をみるために入院での治療をおこないました。副作用で激しい嘔吐に襲われ、数日間食事がとれないこともあったそうです。
治療を初めて2カ月目に入るころ、副作用も落ち着き家に帰れることになりました。ここから5カ月は外来での抗がん剤治療に切り替わり、長い入院生活からやっと解放されます。しかし、家に帰れるうれしさと、まだあと5カ月も治療や副作用と闘わなければいけないつらさで複雑な気持ちだったようです。
抗がん剤治療を続け約4カ月が経過したころ、体のだるさや骨髄抑制(白血球、赤血球、血小板といった血液成分の減少)が強く見られ、ほとんどの時間を家で寝て過ごしていました。当時はちょうどコロナ禍で、感染におびえながらの日々を過ごし、家族以外とはほとんど会わず寂しい生活だったようです。知人は抗がん剤に対する知識はありましたが、実際に経験すると、思っていた以上に苦しく、きつい治療だったと言っていました。
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