「歩けなくなる?」何もない場所でつまずき横断歩道で転倒。整形外科で判明した筋肉の意外な真実
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神経痛と言えば年配の方の症状というイメージがあったのですが、私は30代で坐骨神経痛を発症! 全身に電気が走ったと思えるかのようなピキッとした痛みがある坐骨神経痛の怖さや、私なりの付き合い方についてお話しします。
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若いころからそれほど冷え性という体質ではありませんでしたが、寒い日は足の先が冷たくなることがあり、分厚い靴下をはいたり足元に電気あんかを置いて寝たりするなど、冷え性対策は常におこなっていました。20代になってからは生理痛もひどかったため、おなかにカイロを貼ったり、仕事のときは腹巻き+毛糸のパンツ+レッグウォーマーで下半身が冷えないように気をつかっていました。
30代になってから、寒くなると膝や腰が痛くなることが時々ありましたが、あるときから、太ももからおしりにかけてピキッと電気が流れるような痛みが走ることがしばしば起こるようになりました。痛みは太もものあたりですが、全身がビクッとなるような激痛がとても怖く、冷えによる痛みなのか、なんなのかわからないまま、痛みが起きることにおびえながら過ごしていました。

冬場に起こる、太ももに走るピキッとした激痛は、月に1~2回起こるか起こらないかくらいでしたが、30代後半になってからは痛みを感じる頻度や度合いが上がってきました。それまでは一瞬痛みが走るだけでしたが、だんだんその痛みが継続するようになり、時には階段を上がるときに太ももを動かすと、痛みで足を動かすことができなくなるような事態にも……。
ある日とうとう痛みで家の階段を上がるのがつらくなるまでに悪化したため、整形外科を受診することにしました。X線を撮ったものの特に異常はありませんでしたが、症状から見て坐骨神経痛(ざこつしんけいつう/おしりから足につながる坐骨神経に沿って起こる痛みやしびれ)と診断されました。
坐骨神経痛は、椎間板ヘルニアの人によく見られる症状だそうですが、冷えによる血流不良でもよく起こるのだそうです。私はヘルニアの症状はないため、血流不良によって痛みが出ているのだろうとのこと。
年齢的にも症状的にも特別な治療は必要ないものの、やはり冷えると症状が出てしまうため、徹底的に冷えないように対策をすることが大切だと言われました。
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