「どんなにつらいことか」母の死から13年、結婚を機に大切な人との死を考えて #お母さんの乳がん 11
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母を元気付けるための北海道旅行でしたが、母の体調を心配する祖母が断固反対。
楽しみにしていた旅行でしたが、諦めることに。
誰の思いが悪いわけじゃない。お義母さんが心配する気持ちもわかる。子どもたちのことだって……。
でも……、みんなで旅行に行けるのは最後かもしれない。
いろんな葛藤が母を苦しめていたと思います。
それから数カ月がたち、体調がいい時期が続くようになった母は6年生の担任として仕事に復帰。母の闘病中に不登校になった子が心配だった母は、その子の居場所になりたいと話していました。そして、子どもたちが巣立つ姿を見たいとも。
いろいろな思いを乗せて仕事に打つ込む母でしたが、そんな母の体をまたがんがむしばんでいたのです。
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楽しみにしていた旅行がダメになり、祖父に当たってしまったペ子さんの母。誰が悪いわけでも、何が正解かもわからない状況では、いろんな葛藤が生まれて苦しくなりますよね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
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