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歯が痛くなり、虫歯だと思いこんだ私はすぐに歯医者へ行くことに。しかし受診しても原因はわからず、痛みだけが続きました。どうして治らないんだろう……。その疑問の答えは、思いもしない場所にありました。
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歯がズキズキと痛んだため、虫歯だと思い、歯医者を受診しました。ところが、虫歯は見つかりませんでした。痛みだけが残り、原因がわからないまま数日が過ぎました。
後日、鼻水が出るため、薬をもらいに耳鼻咽喉科へ行くと「副鼻腔炎(ふくびくうえん/蓄膿症とも呼ばれ、風邪のウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こる病気)」と診断されました。さらに、副鼻腔炎が歯の神経を刺激していたことで歯痛が起きていたことも判明しました。
歯の痛みの原因が必ずしも虫歯とは限らないと身をもって知りました。体の不調は一見関係のないと思える部位でつながっていることがあります。自己判断せずに、別の可能性も視野に入れ、専門医に相談することの大切さを痛感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
著者:渡辺りい/20代女性・会社員
イラスト/はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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