家族に余計なことを言わなかった父。今だからわかる父の「愛」の形とは #父が亡くなったとき 最終話
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父はずっとネックウォーマーを着けていたのですが、どうやら首にできた腫れを隠すためだったようです。後に、健康診断のお知らせの郵便物をすべて引き出しの奥に隠していたこともわかりました。
父に持病はないものだと思っていたのですが、何らかの病気があったのかもしれません。大の病気嫌いだったので、自分の体の異変を認めたくなかったのでしょう。結局、父が何の病気を抱えていたのはわからずじまいでした。
これも後で知ったことですが、生前、父が葬儀場の下見に行っていたのを知人に目撃されていました。もしかしたら自分はそう長くないかもと思っていたのかも。
それでも病院に行くほうが怖かったとは……。父は、見事逃げ切りました!
―――
父が病気を隠していた……という驚きの事実。家族にいつも通り振る舞いながらも、覚悟をしていたのでしょうか? カルコさんのお父さんの生前の印象もこれまでと変わってきます。いくら家族とはいえ、わからないことはたくさんあるんですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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