「で、俺のごはんは?」体調不良で頼んだ夕飯に夫が放った信じがたいひと言に絶句
体調が悪くて横になっていた夜。事前に頼んでいたのに、帰宅した彼の口から出たのは思わぬひと言。その瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。 ★関連記事:寝 …
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10代、20代の若いころは見栄を張って、自信のない自分をよく見せようとしていました。話題のスポットに出かけてみたり、流行の物を買ってみたり。友達がいないと思われたくなくて、休みとなるとだれかを誘って出かけてみたり。そんな私だったので、26歳で結婚し30歳で子どもができてからも、できの良い夫や子どもを持つことで自分をよく見せようとしていました。自分だけでなく、家族にも大きな理想と期待を持つようになったのです。でも、アラフォーになると、自分自身の体も疲れやすく、チャレンジ精神も減退。休みは遊びより休養。家庭を持つと自分のためだけにお金を使うことができなくなり、特に子どもにお金がかかり、見栄を張るためのお金もない。身体的にも経済的にも以前とは状況が違うなかで、私の理想や期待も変化していきました。価値観は見てくれ重視から、自分が思う幸せ重視へと変わってきたのです。
30代までは、世間体や周りからどう見られているかが気になり、理想や期待が大きく、自分や家族に「こうあるべきだ」「こうあって欲しい」と、できの良さを求めていました。でも20歳で社会に出て、その後、結婚して、出産。仕事をしたり家庭を持つことで、それまでの大きすぎる理想と期待はだんだん重荷になってきました。夫はもっと稼いでくるもんだとか、子どもはもっと素直にいうことを聞くもんだとか。自分は自分で仕事・家事・育児をバリバリこなさなければいけないとか、そりゃあもう、あれこれです。でも実際は、私の思うようには当然ならず、子どもや夫にイライラ! うまく仕事と家庭を両立できない自分にもイライラ! そしてそんな、常にイライラしている自分に疲れてきました。
ちょうどそんな自分に生きづらさを感じていたとき、映画『アナと雪の女王』が大ヒット。主題歌をよく耳にするようになります。「ありの~ままの~姿見せるのよ~♪ ありの~ままの~自分になるの~♪」それを聞いたとき、私はストンと胸に落ちたような気がしました。ああそうか、ありのままでいいんだと。自信のない自分をよく見せようと、完璧な自分を取り繕っても所詮無理な話。世間でいう良い夫や良い子どもを持つことで、周りからよく思われようとしても、そう私の思うようにいくはずありません。身の丈に合わない理想と現実のギャップ、それが自分を追い込んで苦しかったのだということに気がつきました。
「ありの~ままの~♪」と呟き続け、行儀のよい子ども像・謙虚な子ども像を捨て、部屋を散らかさない夫像・たくさん稼いでくる夫像、そして仕事と家庭を完璧にこなし、プライベートも充実させている自分像……もろもろの自分が描いていた理想像を一つずつ捨てていくと、荷物が軽くなるように気持ちも軽くラクになりました。 そうして日々を生活していく中で、ありのままの自分や現実を認め、他者からではなく自分からでしか幸せを得られないことがわかるようになると、特別でもないありのままの姿でも全然不幸でなく、幸せを感じられることに気がつきました。ここまでの心境に至るまで、約15年かかりました。
以前は、周りからよく見えることが幸せだと思っていました。しかし今は、ありのままの自分や現実を認め、幸せとは、たとえ小さくても、自分が知っていれば良いことだと思うようになりました。家族と一緒に過ごせること、健康でいること、そんな当たり前のことから幸せを感じられるようになり、それで上等だし、満足です。年を取ることにはマイナスイメージしかなかったけど、年月を経て、いろいろな経験をしたからこそ平凡な幸せを知ることができました。この先、体は衰えていくでしょうが、その分、経験値は上がっていきます。これからする経験からの学びもまだまだあるはず。そう思うと、年を取るのも楽しみになってきます!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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