「処分代、高いのかな」普通の一軒家と違う！店舗付き実家を阻んだゴミの壁 ＃実家をたたむ 3
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、実家をたたむという切実なテーマについて描いたマンガ。実家片付け初日に母と衝突し失敗。その後、普段使わな …
この日の夜は、なぜかつらいという感情が湧かなかった勇気。今思うと、完全に壊れていたのかもしれません。そして次の日の朝、とんでもない行動に出るのです。
妻と子どもたちは休みでしたが、勇気はいつも通り仕事へ。家族がまだ寝ている中、家を出ます。でも、会社へは向かいませんでした。
コンビニの駐車場で車を止めて小一時間ほど時間を潰し、妻の実家へ向かったのです。
もう、自分ではどうにもできないと思った勇気は、お義父さん・お義母さんに相談するため、仕事を休んで、妻の実家を訪問したのでした。
「あら！ どうしたのこんなに早く」
「ちょっと相談があるんですけど……」
家に上げてもらうと、勇気は2人に、最近の出来事をすべて話します。出張前から怪しかったこと、出張中のこと、妻との今の状態など、隠すことなくすべてを話します。
「……信じられないな」
「その男は見間違いとかではないの？」
驚いてすぐには信じられない様子の2人でしたが、勇気が必死に説明するうちに変化していき……。
「子どもがいて、家も買っているのに」
「なんかごめんなさいね」
妻に無視され、家族の中でも孤独を感じていた勇気は、泣きそうなほどうれしい気持ちに。でも、悪くもない義母に謝罪されるのは気まずく感じます。
人に話して気持ちが少しラクになったせいか、勇気は急な眠気に襲われます。「午後から仕事」だと偽り、勇気は早足に妻の実家を後にします。
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妻にも家族にも避けられているという現実に、耐えきれなくなった勇気。でもまさか、妻のご両親に浮気疑惑の話をしてしまうとは……。妻のやり方もフェアではありませんが、勇気のこの行動も賛否分かれるのではないでしょうか。この行動が、勇気をさらに苦しめることがないよう祈るばかりです！
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