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35歳で初めて妊娠した私は、うれしい半面、出産の恐怖も拭い切れませんでした。そして、まだ見ぬわが子との新生活への期待と不安を抱きつつ、いよいよ出産の日を迎えたのです。ここまでの経過は良好、しかし……。出産は何が起きるかわからないもの、ということを実感した私の体験談をご紹介します。
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結婚して4年目で妊娠した私。妊娠に気が付いたときは、夫婦でとても喜びましたが、同時に未体験の出産の痛みや恐怖に不安がよぎります。それでも、産婦人科の母親学級に参加したり大きくなっていくおなかを見たりして、だんだんと出産に向けた覚悟ができ上がっていきました。
35歳という年齢もあり、妊娠中の体調管理にはかなり気配りも。食事はバランスよくおかずを用意する、週2回は仕事後に公園へ立ち寄り約2kmのランニングコースを1周歩いてから帰宅する、など体重管理もばっちりです。
妊娠中期から後期にかけて少し血圧が高い時期もありましたが、特段注意しなければならない数値でもありません。検診で日ごろの心がけを話し、助産師さんからもお褒めの言葉をもらえる、優等生な妊婦生活を過ごしていました。
予定日の2日前、夜中に破水した私は、産婦人科へ連絡してそのまま入院することに。夫は分娩室での立ち会いのみ許可されていたため、一度帰宅しました。丸1日ひとりで陣痛に耐え、ようやく午後9時を過ぎたころ、子宮口も開いて分娩室に入れる段階に。夫が到着して1時間後、私は無事に女の子を出産しました。
すごく痛くて疲れているはずなのに、出産を何事もなく終わらせた私は、勝手に大きな達成感に包まれました。助産師さんに家族写真を撮ってもらったり、夫にねぎらってもらったり、平和な時間を過ごしていましたが……。
徐々にボーとして眠くなってきたような気が。すると「700ml超えたね……ちょっと出血が多いですね。輸血しましょうか」と声をかけられたのです。経腟分娩なら500ml以下の出血で収まるのが正常範囲内のようですが、私の出血量は最終的に800mlになっていました。その当時は、安堵や疲れでぼーっとしてきただけだと思っていましたが、今考えると出血が多くて意識が遠くなっていったのかもしれません。分娩台で横になっているときにはあまり感じませんでしたが、病室に戻るときの足取りはたしかにふらついていました。それも今では出血が原因だったように思います。
そんな私に輸血されたのは、自分の血液です。実は自己血を貯血していた私。予定日直前の妊婦検診で、万が一のときに備えて自己血を貯血しておくことができるという話を聞いていたのです。帝王切開での出産や、兄弟の出産時に出血が多かった妊婦さんがするケースが多いようですが、希望すればできますとのこと。
私は、普段から献血に貢献しており、採血されることに抵抗はありません。むしろ、本当に輸血が必要になるなら自分の血が戻ってきたほうがなんとなく安心かな(どうせ無駄になるだろうけど)、と軽い気持ちで自己血を2パック貯血することに。もちろん、当日輸血が必要になる状況などまったく想定していません。
自己血を他の人に転用することはないので、本人が使わなければ廃棄されます。献血のように他の誰かを助けるわけでもなく、自分は安全に出産できるだろうと思い込んでしまえば、貯血の必要性を感じにくいかもしれません。実際に私もそう思いながら貯血した1人です。
しかし結果的には担当医と助産師さんにより、新しい日付のほうのパック400mlを輸血してもらい、その後無事に体調も回復しました。
妊婦検診の期間は特に心配事もなく、自分はこのまま順調に出産まで終えられるものだと思っていたので、まさか実際に自己血を戻すことになろうとは思いもしませんでした。
友人や先輩ママの話を聞き、「出産は奇跡」とわかっていたつもり……。しかし、いざ自分が妊娠すると、出産で命に関わることが起きる可能性など考えないものです。母子ともに健康で出産を終えられるのが当たり前ではないと実感するとともに、対応してくれた病院のスタッフに改めて感謝した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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