「ドキッ」突然、白目が真っ赤に!どんどん範囲が広がり眼科を受診した結果、判明した病名は
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出産と同時にコンタクトレンズ派から眼鏡派に転向した私、職場では眼鏡がトレードマークでした。お世辞であっても「(年齢の割りに)お若いですね」と言われるとうれしくて、老眼鏡が必要になる日をひそかに恐れていたものです。眼鏡を外して文字に顔を近づける行為もお年寄りっぽく見えるので気を付けようと心に誓っていました。そんな私が老眼鏡を作るに至った経緯をお話しします。
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近視は老眼になりにくいという話を聞いたことがあったので、すっかり自分は老眼になりにくいものと信じて疑いませんでした。でも今にして思えば、老眼の兆候はずっと前からいくつもあったのです。
まず、糸を針に通すのにやたら時間がかかっていました。10回トライしてようやく糸が通るほどの低い的中率です。それから、爪の切り方が雑になり、毛抜きを使うのも苦手になりました。不器用になったなあとは感じていました。部屋の掃除がどんどん雑になっていったのは、隅っこにたまるほこりが気にならなくなったからです。
夕暮れどきの暗くなり始めた車内で、ナビ役として地図を見ていたときのことです。交差点名を確認したかったのですが、どんなに目をこらしても地図上の文字が読めません。目を細めたり、眼鏡のレンズの角度を変えたりしてもさっぱりダメでした。
ところが、ふと眼鏡を外した瞬間に文字が浮かび上がるようにくっきり見えたのです。本当にびっくりしました。これが初めて老眼を意識した瞬間でした。
老眼とわかると、その後は合点のいくことばかりでした。新聞を読むのが億劫(おっくう)になったのはきっと老眼が進んでいたせい。本を読むときやスマホの画面を見るときも眼鏡を外したほうが断然ラクなんです。飲み会でメニューを選ぶのも面倒だなあと感じるようになっていました。
年齢には勝てないと諦めて、ついに老眼鏡を作る決心をしました。そのとき勧められたのが遠近両用眼鏡でした。
遠近両用眼鏡はレンズの下部に老眼用のレンズが入っていて、その範囲以外は近視用のレンズです。人の視線に合わせてレンズが配置されているので、違和感なく手元の文字を読むことができますし、視線を上げれば遠くにピントが合うように設計されています。
私の中で「おばあちゃんの眼鏡」というイメージが強い遠近両用眼鏡には抵抗がありました。ところが実際に掛けてみると、大変使い勝手のいい眼鏡であることがわかりました。
日常的に使っていた眼鏡のフレームでレンズだけを交換したので、会社の誰も私の変化には気付きません。1日中かけていてもノンストレスで、老眼であることすら忘れてしまうほどです。車の運転にも支障ありません。しかも費用はレンズ代のみですから、たったの数千円でした。
50代メガネ女子の私は遠近両用の眼鏡を愛用しています。人から老眼鏡と気付かれないところがとても気に入っています。あまりに使いやすいので、家に残っていた他の眼鏡もすべて遠近両用に作り替えました。もっと早くにそうするべきだったと思っています。こうして老眼の悩みは解決しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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