「目元が一気に老け顔に!?」目の下がたるむ原因って?解消法&予防法とは【医師解説】
加齢とともに気になってくることの1つである「目の下のたるみ」。目元は顔の中でも印象に残りやすい部分なので、できれば若々しくきれいな目元でいたいところです …
ウーマンカレンダー woman calendar
出産と同時にコンタクトレンズ派から眼鏡派に転向した私、職場では眼鏡がトレードマークでした。お世辞であっても「(年齢の割りに)お若いですね」と言われるとうれしくて、老眼鏡が必要になる日をひそかに恐れていたものです。眼鏡を外して文字に顔を近づける行為もお年寄りっぽく見えるので気を付けようと心に誓っていました。そんな私が老眼鏡を作るに至った経緯をお話しします。
★関連記事:目の前がグルグル回って文字が見えにくい!40代半ば、認めたくないけどもしかして老眼?【体験談】
近視は老眼になりにくいという話を聞いたことがあったので、すっかり自分は老眼になりにくいものと信じて疑いませんでした。でも今にして思えば、老眼の兆候はずっと前からいくつもあったのです。
まず、糸を針に通すのにやたら時間がかかっていました。10回トライしてようやく糸が通るほどの低い的中率です。それから、爪の切り方が雑になり、毛抜きを使うのも苦手になりました。不器用になったなあとは感じていました。部屋の掃除がどんどん雑になっていったのは、隅っこにたまるほこりが気にならなくなったからです。
夕暮れどきの暗くなり始めた車内で、ナビ役として地図を見ていたときのことです。交差点名を確認したかったのですが、どんなに目をこらしても地図上の文字が読めません。目を細めたり、眼鏡のレンズの角度を変えたりしてもさっぱりダメでした。
ところが、ふと眼鏡を外した瞬間に文字が浮かび上がるようにくっきり見えたのです。本当にびっくりしました。これが初めて老眼を意識した瞬間でした。
老眼とわかると、その後は合点のいくことばかりでした。新聞を読むのが億劫(おっくう)になったのはきっと老眼が進んでいたせい。本を読むときやスマホの画面を見るときも眼鏡を外したほうが断然ラクなんです。飲み会でメニューを選ぶのも面倒だなあと感じるようになっていました。
年齢には勝てないと諦めて、ついに老眼鏡を作る決心をしました。そのとき勧められたのが遠近両用眼鏡でした。
遠近両用眼鏡はレンズの下部に老眼用のレンズが入っていて、その範囲以外は近視用のレンズです。人の視線に合わせてレンズが配置されているので、違和感なく手元の文字を読むことができますし、視線を上げれば遠くにピントが合うように設計されています。
私の中で「おばあちゃんの眼鏡」というイメージが強い遠近両用眼鏡には抵抗がありました。ところが実際に掛けてみると、大変使い勝手のいい眼鏡であることがわかりました。
日常的に使っていた眼鏡のフレームでレンズだけを交換したので、会社の誰も私の変化には気付きません。1日中かけていてもノンストレスで、老眼であることすら忘れてしまうほどです。車の運転にも支障ありません。しかも費用はレンズ代のみですから、たったの数千円でした。
50代メガネ女子の私は遠近両用の眼鏡を愛用しています。人から老眼鏡と気付かれないところがとても気に入っています。あまりに使いやすいので、家に残っていた他の眼鏡もすべて遠近両用に作り替えました。もっと早くにそうするべきだったと思っています。こうして老眼の悩みは解決しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
高校時代に近視で眼鏡を使い始め、大学生でコンタクトレンズデビューした私は、就職してからパソコンを使っての長時間労働で目を酷使し続けてきました。その結果、30代後半にはドライアイやか...
続きを読む朝起きるとまぶたが真っ赤に腫れていて、ひどいかゆみを感じました。結膜炎と思っていたところ、まさかの原因が発覚し、とても驚いた体験を紹介します。 ★関連記事:「目が真っ赤に…!」子ど...
続きを読むある日、右目のまぶたにコロコロとした違和感が! 鏡を見てみるとまぶたにポコッとしたふくらみがありました。数日たてば治るだろうと、市販の洗眼液で目を洗うだけで放置していると、日に日に...
続きを読むかわいい夫と2人暮らしのるるさんの日常を描いたマンガを紹介します。 以前から目の痛みに悩んでいたものの、右目周りの骨全体にぶつけたようなズキズキとした痛みが出るようになってしまった...
続きを読む加齢とともに気になってくることの1つである「目の下のたるみ」。目元は顔の中でも印象に残りやすい部分なので、できれば若々しくきれいな目元でいたいところです …
更新はがきが届いたので、運転免許証の書き換えに行ってきました。改めて免許証をまじまじと見て、写真の自分が若いことに気付きます。それもそのはず、前回の更新 …
出産、子育て時期を除いて、会社を退職後も毎年欠かさず人間ドックへ行っていた私。健康に注意してきたので、検査結果の「再検査のご案内」の文字が目に飛び込んで …
朝起きるとまぶたが真っ赤に腫れていて、ひどいかゆみを感じました。結膜炎と思っていたところ、まさかの原因が発覚し、とても驚いた体験を紹介します。 ★関連記 …
加齢とともに訪れる、視力の衰え。40代に入った私も、スマホの文字にピントが合わなかったり、新聞の文字がぼやけたりと、視力の変化を感じるようになりました。 …
私はパソコンを使う仕事をしています。日ごろから目が疲れると感じていましたが、市販薬などで対応しあまり気にしていませんでした。しかしある日突然、視界に虹の …
年齢とともに目のかすみや疲れがひどくなるのは、仕方のないことかもしれません。でも、実際に自分の身に起こるとショックもひとしおです。普段は眼鏡ユーザーの私 …
50代になりパソコンやスマホなど近くを見るときに細かい字が見えにくく、でも車の運転のときに遠くが見えにくいなど、遠近両方ともに厄介な状態に。今まで酷使し …