「え?43歳で老眼!?」見えにくさは眼精疲労だと思い込んでいた私が老眼と診断されるまで【体験談】
43歳を過ぎたころから目がかすむようになり物が見えにくくなりましたが、眼精疲労だと思い気にせずにいました。しかし、家族に老眼だと指摘されてから眼科に行き …
ウーマンカレンダー woman calendar
40代になると、老眼で近くの物が見にくくなることが多いようですが、50代の私はなんとかまだ老眼鏡をつけずにいます。私と同じ50代の友人は老眼でしたが、ほんのちょっとの勇気で老眼の手術をおこない快適な生活を手に入れました。医療が進んでいるので、老眼鏡以外にも手術などにより老眼に対処できるものも出てきているようです。 そこで私も今後、老眼がさらに進行したら手術を検討することに至った経緯を紹介します。
★関連記事:「近視の人は老眼になりにくい?」「老眼鏡をかけると老眼が進む?」老眼のありがち勘違い5つ
老眼の場合、近くの物を見るときに老眼鏡をかけるという対策をすることが必要になると思います。ですが、老眼鏡をかけるのは面倒ですし、遠くを見るときは外すので、外したりかけたりしなくてはならず、また、運動をする際には邪魔になるので不便です。
そのため、私は老眼が進行中であるのに老眼鏡をかけずにいます。ですが、おそらく目の負担があるのか、目がとても疲れやすく、涙目になっていることがよくあります。また、周りの同年代に人は、目に良いといわれる「ルテイン」を含んだサプリを服用したりしている人が多くいます。ただルテインを含んだサプリを飲用しても、眼精疲労が緩和されても老眼が治るわけではなく、お金もかかります。
よって、今51歳の私は、若干近くの物がぼやける症状が出てきてはいるものの、老眼鏡やサプリを買わずにしのいでいます。
最近、同年代の友人が老眼を手術で治したと聞きました。彼女はもともと視力が良く、近視や乱視で眼鏡やコンタクトを使うこともなく、見えないという悩みを抱えたことがない人でした。だから、老眼の症状が出て初めて見えにくいということを経験したため、不便で仕方なかったようです。そこで、彼女なりにいろいろと調べて、最近は老眼を手術で治す方法があるということを知り、すぐに手術を決意したのだそうです。
調べたところ、老眼の手術には、白内障の手術のように眼内にレンズを入れる「多焦点眼内レンズ」、角膜の中に黒いリングを入れてピンホール効果で近くのものを見やすくする「リーディングアイ」、角膜の屈折を矯正する「レーシック手術」といった方法があるとのこと。私の友人は、このうち「多焦点眼内レンズ」の手術を受けることにしました。
なお、医師からは、老眼対応の手術については日々医学が進歩しているので、本当に困っていないのであれば、もう少し様子を見るのも1つの手であるとも言われたそうです。
私の友人は、老眼による見えにくい症状にとても困っていたようで、さっさと手術方法を調べ、ちゅうちょなく病院に足を運び、手術することを決めてきました。
友人の選択した「多焦点眼内レンズ」の手術自体は日帰りで、小一時間で終わるものということですが、事前の検査と事後の運動の制約があるそうです。友人によると、手術後は特に大変で、少なくとも数日は入浴禁止で、顔を濡らしてはいけないので洗髪もできず体をシャワーで流すのみになるのだとか。そのため、暑い時期やイベントがある時期は避けるようにしたということでした。また、手術後1カ月は運動禁止とのことです。
ただ、その調整と本人の覚悟さえすれば、快適だそうです。手術後はまったく痛みもなく、老眼による症状はすっかり消え、視界がクリアになったとのことです。あまりにも快適そうなので、手術が怖いと思っていた私も、近い将来、老眼対策のために手術も検討してみようと思っています。
他にも老眼に対応した目の手術はあるようなので、私としては、より短時間ででき、遠近両用もしくは老眼用とできるレーシックも選択肢の1つと考えています。時期とスケジュールを調整の上、前向きに検討しようと思います。
私はもともと長年、近視と乱視で視界がクリアではない状況に慣れてしまっているので、多少の老眼の症状が出てもそんなに気になることはありません。ただ、今後さらに老眼の症状が進んできたときには、老眼鏡で対応をしたとしても煩わしく感じるだろうと思います。それであれば勇気を出して、友人のように老眼を治す手術を検討してみようかと思います。
医学は日に日に進歩していますので、私が手術をおこなうころには、さらに進歩した技術ができていることを期待し、それまではなんとかこのままでいければ良いなと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
まぶたが重く目が開かなくなってきた、と思うことはありませんか? 物を見ようにもまぶたが開かず、苦労している方もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれ、「眼瞼下垂(がんけんかすい...
続きを読む私は目が小さく一重でまつげも短く、メイクを始めてからは毎日欠かさずまつげをビューラーで巻いてマスカラでカールをキープしていました。一方、夫は私と真逆の二重で、長くてフサフサのまつげ...
続きを読む奥二重の目に、短くて量も少ないまつげの私。まつげは奥二重の中に隠れてしまいそうなほど存在感がなく……。その後も、まつげに関してはさまざまなグッズを試してきました。そして子育てに忙し...
続きを読む40歳を過ぎたあたりから、夕方に見えにくい、目が乾燥するなど目に関する悩みが増えてきました。43歳のある日、ふと鏡を見たとき「あれ!? 目の大きさが左右で違う!」と気が付き、驚きま...
続きを読む写真に写る自分の顔を見て、まぶたが下がっていることに気付きました。もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい)!? と思い、病院へ行きました。しかし、意外な診察結果だったのです。眼瞼下垂が...
続きを読む43歳を過ぎたころから目がかすむようになり物が見えにくくなりましたが、眼精疲労だと思い気にせずにいました。しかし、家族に老眼だと指摘されてから眼科に行き …
私は学生のころからハードコンタクトレンズを使用していましたが、1年ほど前から使用中の違和感やトラブルが度々起こるようになりました。その原因には、更年期や …
写真に写る自分の顔を見て、まぶたが下がっていることに気付きました。もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい)!? と思い、病院へ行きました。しかし、意外な診察 …
小学生時代から視力検査では1.5の数値を出し、ずっとそれを死守してきた私。おしゃれな眼鏡をかけている人を見ると「目が悪かったら私も自然に眼鏡がかけられた …
年に1度、緑内障や白内障の予防のために、眼科を受診しています。私は老眼で飛蚊症(ひぶんしょう:硝子体が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように …
老眼なんてまだ先の話。そう思っていたのに最近、急に目が悪くなったと気付きました。近くから遠くに目を移したとき、しばらくぼやけて見えにくくなります。見つめ …
私は20代のころからコンタクトレンズを使っていたこともあり、眼科ではドライアイの傾向を指摘されていました。医師からは1日8時間以上はコンタクトレンズを使 …
出産を機に仕事を辞めてから専業主婦でしたが、40代半ばで復職した私。パソコンやスマートフォンを多く使う仕事のため、パソコン画面を見る時間が増えました。S …