「え?43歳で老眼!?」見えにくさは眼精疲労だと思い込んでいた私が老眼と診断されるまで【体験談】
43歳を過ぎたころから目がかすむようになり物が見えにくくなりましたが、眼精疲労だと思い気にせずにいました。しかし、家族に老眼だと指摘されてから眼科に行き …
ウーマンカレンダー woman calendar
写真に写る自分の顔を見て、まぶたが下がっていることに気付きました。もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい)!? と思い、病院へ行きました。しかし、意外な診察結果だったのです。眼瞼下垂が気になって診察を受けた体験談をお話しします。
★関連記事:ただの「まぶたのたるみ」だと思ったら、まさかの眼瞼下垂! 保険適用で手術した結果は【体験談】
スマホを手にして以来、写真を撮ってもプリントアウトをすることがめっきり減っていたここ数年。しかし、子どもが生まれてからは、アルバムを作るために写真をプリントアウトすることが増えました。
ある日、最近のアルバムを見返していた私は、以前より自分のまぶたが垂れ下がっていることにふと気が付きました。もともと目は大きいほうではなく、それがコンプレックスにもなっていましたが、若いころと比べると明らかに目が小さく細くなっているのです。
そういえば、ここ最近まぶたが重いし、もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい:加齢とともに目を開く筋肉が衰え、まぶたが下がる病気)? と思った私はネットで調べてみました。眼瞼下垂の治療は保険診療になるため、手術をする際にも保険が適用されるようです。
ちょうど同時期に、テレビであるタレントが眼瞼下垂の手術をして目がパッチリしたと話していたのを見て、眼瞼下垂が気になっていました。もしかして私もそう診断されれば、手術で目がぱっちりになるのかしら!? と、若干期待を抱きつつ、一度診察してもらうことを決意しました。
眼瞼下垂の診察へ行くと決めたものの、皮膚科へ行くべきか眼科へ行くべきか迷いました。しかし、目のことだから眼科かな? と、とりあえず眼科へ行くことに。診察室へ案内され、ここ最近まぶたが重く、以前のようにまぶたが上がらないこと、昔と比べると写真でもまぶたが垂れ下がっていることがわかることを話しました。
眼瞼下垂の診察では、まぶたと眉毛との距離や、目を開けたときにまぶたが眼球のどこまでかぶっているかを計測するなど、さまざまな検査を受けました。そして検査後、再び診察室へ呼ばれ、診察結果を聞いたのです。
さまざまな検査をした結果、私は眼瞼下垂ではなく、なんと眼精疲労だったのです。先生いわく、年齢的にはまだ眼瞼下垂の心配は少ないそうで、目元を見た限りでも、その心配はないとのことでした。
まぶたが重く感じるのは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)というまぶたの筋肉が目の疲れによって緩んでいるせいとのこと。この緩みは完全に改善することはないそうです。目が疲れることを極力控える、目の疲れを感じたら目を温めたりして休ませるようにする、ドライアイにならないよう目薬をさすなどして、目が疲れないようにいたわるのが大切だと言われました。
また、まぶたが昔よりも下がっているのは、加齢によるたるみから来ているということも指摘されました。眉毛や目の周りをマッサージすることは目に良いと言われていますが、逆に目のたるみを促進させることがあること、そして眼瞼挙筋の緩みから眼瞼下垂につながることもあるということも診察で話されました。
眼瞼下垂と思って病院へ行ったところ、眼精疲労という結果でした。仕事などでパソコンのモニターを凝視したり、スマホの画面をじーっと見ることでも目の疲れがひどくなるそうです。
それ以来、仕事の際にはブルーライトカットの眼鏡を掛ける、疲労軽減にいいというアントシアニンを含むブルーベリーのサプリを飲む、ストレッチをして血流をよくするなど、目の疲れを改善することを取り入れています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
イラスト/おんたま
★関連記事:目の奥に痛みが走り、激しい頭痛と吐き気も。ひどい眼精疲労だと思ったら「急性緑内障発作」の疑いが!
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
まぶたが重く目が開かなくなってきた、と思うことはありませんか? 物を見ようにもまぶたが開かず、苦労している方もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれ、「眼瞼下垂(がんけんかすい...
続きを読む私は目が小さく一重でまつげも短く、メイクを始めてからは毎日欠かさずまつげをビューラーで巻いてマスカラでカールをキープしていました。一方、夫は私と真逆の二重で、長くてフサフサのまつげ...
続きを読む奥二重の目に、短くて量も少ないまつげの私。まつげは奥二重の中に隠れてしまいそうなほど存在感がなく……。その後も、まつげに関してはさまざまなグッズを試してきました。そして子育てに忙し...
続きを読む40歳を過ぎたあたりから、夕方に見えにくい、目が乾燥するなど目に関する悩みが増えてきました。43歳のある日、ふと鏡を見たとき「あれ!? 目の大きさが左右で違う!」と気が付き、驚きま...
続きを読む加齢とともに感じる症状の中で、割と自覚しやすかったのが目の症状でした。新聞や本を読むときに、遠ざけたり近づけたりしてピントを合わせようとし、「まさか私って老眼?」とショックを受けた...
続きを読む43歳を過ぎたころから目がかすむようになり物が見えにくくなりましたが、眼精疲労だと思い気にせずにいました。しかし、家族に老眼だと指摘されてから眼科に行き …
私は学生のころからハードコンタクトレンズを使用していましたが、1年ほど前から使用中の違和感やトラブルが度々起こるようになりました。その原因には、更年期や …
写真に写る自分の顔を見て、まぶたが下がっていることに気付きました。もしかして眼瞼下垂(がんけんかすい)!? と思い、病院へ行きました。しかし、意外な診察 …
小学生時代から視力検査では1.5の数値を出し、ずっとそれを死守してきた私。おしゃれな眼鏡をかけている人を見ると「目が悪かったら私も自然に眼鏡がかけられた …
年に1度、緑内障や白内障の予防のために、眼科を受診しています。私は老眼で飛蚊症(ひぶんしょう:硝子体が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように …
老眼なんてまだ先の話。そう思っていたのに最近、急に目が悪くなったと気付きました。近くから遠くに目を移したとき、しばらくぼやけて見えにくくなります。見つめ …
私は20代のころからコンタクトレンズを使っていたこともあり、眼科ではドライアイの傾向を指摘されていました。医師からは1日8時間以上はコンタクトレンズを使 …
出産を機に仕事を辞めてから専業主婦でしたが、40代半ばで復職した私。パソコンやスマートフォンを多く使う仕事のため、パソコン画面を見る時間が増えました。S …