孫から届いた「ばあば、出てきちゃダメ」の震える声。かくれんぼ中の異変から孫を守った私の決断
現在50代の私は、息子夫婦の離婚をきっかけに、孫のB子(当時小学3年生)を息子と一緒に育てることになりました。離婚後しばらくして、B子の表情が暗かったり …
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夜勤が多い企業に勤めている私は、小学3年生の娘がかわいくて仕方がない父親です。しかも娘は最近体調を崩し気味。パートで忙しい妻が「過保護だ」というのを横目に心配を募らせていました。
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最近、よくせきをしたり風邪をひいたりしている娘。勤務中も具合が気がかりで、妻にあれこれ聞くことが増えました。しかし妻は、「学校でも風邪が流行っているし」と大して心配していない様子。朝方帰宅する私と入れ違いにパートに行く妻は、毎日多忙なのです。
しかしある日、娘の体調が良くないと学校から連絡がありました。夜勤明けで寝ていた私は飛び起きて迎えに。病院に連れていった結果、やはりただの風邪。しかし娘の表情は暗いままで、体調不良のせいだとしても、以前より笑顔が減ったように思えました。
学校で何かあったのかと妻に尋ねても、思い当たる節はないとのこと。数日しっかり休ませて、完治させねばと思っていたのですが……。
数日後の夜勤中。深夜にもかかわらず娘から「寒い。助けて」というメッセージが入りました。風邪をぶり返したのかと思いきや、「今私、外にいる。お客が来るから出ていなさいってママが。あと1時間くらい入ったらダメなの」という返信。さらに、「パパに話したことは内緒ね。話したら一緒に暮らせなくなるんだって」と言われて大仰天です。
私は「すぐ行くから待っていて」と返し、急きょ早退して帰宅。玄関の外で震えていた娘を抱きかかえると、彼女が握っていたスマホの画面が目に入りました。そこには、数分前に交わされた娘と妻との驚くようなやりとりが……。
「ママ寒いよ……家に入れて」
「ダメ。まだわがまま言うの? パパに会えなくなるわよ」
「俺がどうしたんだ?」
「え……あなた……?」
怒り心頭の私は、娘のスマホから妻に返信しました。家の中に入った私は、目を覆いたくなる光景に直面。そう、信じがたいことに妻は不倫相手を自宅に呼び、その間娘を軒先に放置していたのです。
その後、不倫相手はパート先の店長で妻のほうから言い寄っていたことが発覚。「ただの遊びだった、悔い改める」と懇願して離婚を避けようとした妻ですが、夜中に母親に締め出された娘のことを思うとどうしても許せません。何度も体調を崩していたのもそのせいなのです。
それから私は、慰謝料をもらって妻と離婚し、両親のもとに戻って娘の親権を持つことに。離婚のことは子どもながらに理解しているようで、もう夜中に寒い外に出されないことに安心したと言っています。今は母親に会いたいとも思っていない様子。私は恥を忍んで会社に事情を説明し、夜勤を減らしてもらいました。
母親から受けた仕打ちや嫌な記憶をどれほど軽減できるかどうかはわかりませんが、これからたくさんの愛情を私と両親とで伝えていくつもりです。
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浮気だけでも家族に対する裏切りなのに、夫の夜勤中に自宅で逢引していた妻……。おまけにその間中、娘を戸外に出し、寒空の下に放置していたなんてあり得ません。もしも虐待などが疑われる場合は、ためらわずに児童相談所へ連絡し、子どもたちを守りましょう。
▼児童相談所全国共通ダイヤル
育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。
全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。
電話番号:189(いちはやく)
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