「うっ、強烈なにおい…!」職場に置き忘れたものが発した衝撃のにおいとは一体
目次 1. 「布ナプキン歴10年」の私の日常 2. 忘れ物が招いた衝撃のにおい 3. 体から出たものが悪臭になるなんて 4. まとめ 体から出たものが悪 …
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それからは貯金を切り崩して生活しながら、夫がいる病院と家との往復の毎日。その合間で、毎月の収支や貯蓄額、保険やローン、年金など、お金周りのことを調べ始めました。
今までお金の管理はすべて夫に任せていた友人。裕福ではないけれど、わが家はお金に困っていないと思っていました。ところがそれは、夫がうまくやりくりしてくれていたおかげだったこと、そして、そこまでお金に余裕がないこともわかりました。夫はずっと、家族を不安にさせないようにひとりで頑張っていたのです。
こんなに夫に頼りっぱなしだったのかとがく然としながらも、家族を守るため必死に調べてお金周りを整理しました。
1カ月がたち、夫が病院を退院して、自宅療養になりました。夫はまだ自分で生活できるレベルには程遠く、夫の自宅介護が始まった友人。今思えば、そのときが一番大変だったと言います。動けなくなった夫の現実を突きつけられ、不安に押しつぶされそうになりながらも「それでも信じるしかない」と、必死にお金のやりくりと介護、リハビリ補助を頑張りました。
そのかいあって、徐々にできることが増えてきた夫。しかしそれは、生活に必要な最低限の動き程度のもの。繊細な手の動きが必要である美容師に復帰することは、奇跡みたいなものだと、生活の中で容易に察することができました。
そんなある日、夫から「自分が隣で指示をするから、僕の手になってほしい」と頼まれた友人。カット経験はほとんどありませんでしたが、友人もそれしかないと思っていました。それから2人で特訓する日々が始まります。少しずつお客様も取れるようになり、なんとか営業を再開できました。
実は倒れる以前、夫への愛情が薄れてきていると感じていた友人。また、仕事や家族のことをうまくやってのける夫と比べて、自分はひとりで稼ぐこともできず、お金のことも全部夫任せ……夫に生かされている自分は、無価値な人間だとも思っていたそう。ところが、今回のことで友人の心境に変化が起こります。
友人は、倒れる以前にも何度か「スタイリストになるための勉強をしてみないか」と夫から提案されたことがありました。しかし、自分にできる訳がないと断って逃げてばかり。かつては自分もプロの美容師を目指していたのに、情けない気持ちがありました。
そんな中で今回、夫から「君に負担をかけたくなくて、弱音を言わないようにしていた。でも僕はもうこんな体だから、家族のために力を貸してほしい。君ならできるとずっと思っていた」と言われた友人。自分にも役割があったこと、夫はずっと期待してくれていたことを、初めて実感したそう。
「元の生活には戻れないけど、悪いことばかりではなかった。ずっと暗闇だった気持ちがやっと前向きになれて、こんな状況だけど頑張れる気がする」と語っていた友人は、明るい表情をしていました。
それから5年以上たった今も、友人夫婦は美容室を続けています。夫の指示通りに友人が手を動かすスタイルはそのままですが、友人の夫はできることが少しずつ増えているようです。夫が倒れたことをきっかけに、ささいな幸せに気付けるようになったと言う友人。倒れてから少々後ろ向きだった夫も、最近はパン作りにハマっているようです。「作ったパンの試食係を任されている」と言う友人はうれしそうでした。
夫が倒れて働けなくなるという大事件でしたが、それを乗り越え美容室と家族を守っている友人夫婦に、私もパートナーとの絆を大事にしようと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
マンガ/山口がたこ
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