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ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」
2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまりさん。その後、がんの専門病院で詳しい検査を受けた結果、がんが確定しました。子宮頸がんの手術では、子宮と卵巣を摘出。腫瘍が4cm以上あり、ステージが1B1期→1B2期へとランクアップしてしまいました。その後、病理検査の結果、抗がん剤治療をおこなうことになりました。
抗がん剤治療をおこなうことになり、準備が必要となりました。治療中に体がズレないための固定具を作るのですが、そのためには尿をためておく必要があり、その状態で透明な樹脂を全裸にかけて固まるまでうちわであおがれるというマハラジャ(!?)のような体験をしました。
その後、抗がん剤治療と放射線治療の前に、駆け込んだところは……。
私が入院していたのは、がん専門の病院だったので、院内美容院がありました。
髪の毛が残バラ状態で、外の美容室に行かなくていいというのは、何となく心強かったです。
3日間も生理食塩水を点滴するのは、「シスプラチン」という抗がん剤を使うから。
婦人科系のがんに用いる、他の抗がん剤の場合は、こんなに何日も生理食塩水を点滴しないようです。
私の場合は、「シスプラチン」を次のような感じで投与しました。
がんの種類・ステージ・患者さんの体重などによって、使う抗がん剤の種類・量・投薬期間が異なります。
ですから、「抗がん剤治療」とひと口に言っても、患者さんによってすることがかなり違うんです。
そういうことって、実際に治療してみなきゃわからないですよね。
さらに私の場合、全28回の放射線治療があり、月曜日~金曜日に、連日何かしらの治療をするため、少なくとも放射線治療が終わる1カ月半程度、入院することになりました。
通院治療ができる方がうらやましいなと思っていましたが、実際に入院してみたら、連日通うよりはだいぶラクでした。
私が今回受ける、「同時化学放射線療法(CCRT)」では、あんまり髪が抜けない!
そのことを知ったのは、抗がん剤治療をスタートする前日でした。
これまで抗がん剤治療を受けた人たちに聞いたら、みんな口をそろえて「きれいに抜けるよ!」って言っていたのに!
手術入院のときだって、周りで抗がん剤治療をしていた人は、たいてい抜けていたし、先生だって、「まぁ、髪は抜けますね」って言っていたのに……!
30万円のカツラを買う前で、マジでよかったです。
というわけで、抗がん剤治療をすることになったら、髪を切ったりウィッグを買ったりする前に、まず薬剤師さんに話を聞いてみることを心底おすすめします!
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薬剤師さんに「髪はあまり抜けない」と言われたときは、頭の中が真っ白になったと、とりだまりさん。抗がん剤治療の直前ではありますが、高額なカツラを購入する前に知ることができてよかったですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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