- 2024.07.02
- 40代, ファッション, パーソナルカラー診断,
40代、昔の「ベストコーデ」が似合わなくなった!似合う色を探してパーソナルカラー診断を受けた結果
服を買うのが楽しくていつも金欠だった若いころ。40代になった今、判断力も金銭的な余裕も出てきたのに、今度は似合う服がわからなくて買い物が楽しくなくなった …
ウーマンカレンダー woman calendar
私が住む町は夏の平均気温が20度を超えないくらいの涼しい街です。なのに、最近では27~28度になることもしばしば。そんな町なので家にクーラーはなく、暑さをしのぐのは扇風機と保冷枕のみ。扇風機のタイマーが切れるたびに目が覚めて暑い……。そんな日々で私が熱中症になった体験談を紹介します。
★関連記事:いつもの夏より暑さがツライ…。更年期の女性は熱中症になりやすい? 体温調節の方法は?【医師監修】
30歳を過ぎるまで熱中症とは無縁でした。初めての熱中症は10年ほど前、下の子を妊娠中におこなわれた上の子の運動会に行ったときのことでした。妊娠中で体が重い上に、学校のトイレが込み合うことを考えて水分があまりとれず、日傘を差しても日差しの照り返しが暑くてクラクラ。その日は私の街にとっては真夏日ともいえる最高気温26度。
グラウンドはそれ以上に暑く、妊婦だからなお体温が高い。2時間ほどして、まず吐き気がしてきました。そしてだんだん頭痛がひどくなり、座っていられなくなり横になったのです。
そのうち目が回り始め、吐き気はひどくなる一方。家族にイオン飲料を買ってきてもらい、飲もうとするも吐き気で入っていかない! はうように木陰に避難したものの、運動会が終わるまで行き倒れのようになり、周囲に多大なる心配をかけました。たしかに木陰に妊婦が倒れてたら怖かったと思います!
結局、運動会終了後に何とか車に乗り込み、帰宅後は水分を少しずつとり、涼しいところで休んでなんとか回復に向かいました。ただ、このときからどうも、熱中症になりやすくなったようです。ちょっとした太陽光線と暑さでクラッとすることが増えてしまいました。
次は、コロナ禍もだいぶ収まり、やっと開催できた子どもの運動会のときでした。天気予報は雨時々曇りということでしたが、なんと快晴で最高気温は25度! 気温25度でも熱中症の危険性がある私は今回は準備万端! まずは首に巻くひんやりタオルを2本。UVカットの帽子。そしてハッカオイルを含ませたタオル、飲み物を保冷材に入れていざ出発!
しかしキャンプ用の椅子を持つと、歩く時点でもう暑い。座って見ていても暑い。タオルを巻いているだけまだいいのですが、問題は飲み物。若干潔癖気味の私は家以外のトイレが苦手。コンビニのピカピカなトイレは良いのですが、学校のトイレは古くきれいではないので苦手な上に、生徒と親御さんで常にごった返していてトイレに行くタイミングにも気をつかわなくてはいけないので水分があまりとれませんでした。
2時間くらいして、以前熱中症になったときに経験したあのクラクラと頭痛がよみがえってきたのです。「まずい」と思ったものの運動会を途中退場する選択肢はありません。なぜならそのときの観覧は私一人。雨で延期に次ぐ延期で家族はみんな休みが取れなくなり、無理やり休みをもぎ取った私に観覧+ビデオ撮影の使命がかかっていたのです。
ビデオを気にしながら具合はますます悪くなり、座ったままぐったり。寒けがし始めたころやっと終了し、ヨロヨロと椅子を持ち帰路につきました。家に着いたら一気に吐き気がひどくなり、トイレにこもります。頭はガンガン痛くなって起き上がれなくなり、布団を敷くのも面倒でリビングにタオルケットかぶってそのまま寝てしまいました。
少し眠った後、水分をとろうと思ってやっとの思いで起き上がりイオン飲料を飲んでも吐くだけで全然良くならず、いよいよヤバいと気付き始めた私。帰宅してきた子どもや夫がリビングでぐったりと転がっている私に驚がく……。
いつもは私の体調なんぞ気にしない夫も動けない姿を見て「病院行くぞ」とひと言。いやいや子どものごはんは? お風呂は? など考える私をよそに近所の親を呼び、吐き気を催す私を救急病院へ連れて行ってくれました。
病院に着いたころには頭痛と吐き気で動けない。熱はないのですが、あまりのグッタリぶりに1日入院。以前からの頭痛もひどかったので脳の検査を半日、あとは点滴をしてもらいベッドで眠ることになります。「点滴ってすごい!」と初めて実感する私でした。
体がすごくラクになって温かくなるのです。検査の結果は脳波にも血液検査にも異常なしでした。ただ、血圧が200まで上がってしまい、めまいもするので結局2泊3日の入院を経験しました。診断結果は熱中症。
医師によるとトイレを気にして水分をしっかりとらなかったこと、飲み物をアイスコーヒーにしていたこと、サングラスをしていなかったので、クラクラしてしまったみたいです。飲み物は経口補水液やイオン飲料または麦茶を選ぶべきだったんだそうです……。
「学校のトイレが苦手」とか言ってないでガンガン飲むべきだったし、暑いときでも食べやすいようにゼリー飲料もいっぱい持って行ったほうがよかったなと後悔しています。次回はまずサングラス、経口補水液をたくさん冷やしておく、前の日ちゃんと寝て体調を整えて臨みたいと思います。
実は私が住むのは気温が低いのに紫外線量が多い街で、普通の眼鏡ではつらいなとは思っていたのですが、どうやらサングラス必須だったようです!
私は熱中症になりやすいようなので、自分なりの対策を続けていくしかありません。具合が悪かったら潔く帰る! これらを守って楽しい野外を満喫したいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
★関連記事:「着てられっか!!」熱中症も冷えも避けたい中年女が選んだ夏服は #くそ地味系40代独身女子 59
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
自称・元サレ妻で、現在シングルマザーのマチさんによる、ブログのフォロワーさんのエグいサレ体験談を描いたマンガ。 父親が親友の母親と不倫したことを機に、波乱万丈な人生を歩んでいるリン...
続きを読む私は実家暮らしの会社員。女手一つで育ててくれた母は、仕事中の事故で車椅子生活を余儀なくされています。バリアフリーの家を購入すべく、昇給目指して多忙を極めていた私は、最近仕事をクビに...
続きを読む以前、私はセックス中の痛みに悩んでいました。セックスにおける快楽や満足度を減少させる性交痛について、私の対処法を紹介します。 ★関連記事:「セックスが痛い…!」加齢とともに性交痛が...
続きを読む私は夫に先立たれた初老ですが、同居をしようと申し出てくれた長男夫婦に感謝の意を込め、私の財産で新築一軒家を購入し、そこに一緒に住む予定でいました。義母の私をいつも気にかけてくれるや...
続きを読む自称・元サレ妻で、現在シングルマザーのマチさんによる、ブログのフォロワーさんのエグいサレ体験談を描いたマンガ。 父親の不倫が原因で高校を中退したリンさん。その後紆余曲折あり、リンさ...
続きを読む服を買うのが楽しくていつも金欠だった若いころ。40代になった今、判断力も金銭的な余裕も出てきたのに、今度は似合う服がわからなくて買い物が楽しくなくなった …
イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、30代のころの自分の写真を見て意外に感じたことに …
59歳アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。 清掃パート先で出会った25歳年下のイケメン佐藤くんと、 …
44歳のときに人間関係のトラブルをきっかけに、必要な買い物や仕事以外は外に出なくなりました。外出するのは週に3日ほど。外に出たいとも思わず、できれば1日 …
子どもたちが高校生や大学生になると、教育費の負担が増えてきました。その分、仕事を増やして教育費をねん出することに。しかし、仕事量をこなせず家族とクライア …
街で見つけたおしゃれなファッションの女性。なのに“若くない”と思ってしまった理由は、ズバリ立ち方と歩き方でした。老けて見えない体をつくるには、体重を減ら …
59歳アラカンのミキ子さんが職場で出会った、気になる25歳年下の男性と過ごす日々を描いたマンガ。 清掃パート先で出会った25歳年下のイケメン佐藤くん。条 …
私は現在、実家が経営する百貨店グループで総務部の部長を務めています。困ったときの相談対応も仕事の一環。ある日、外商部の新人(といっても中途採用の40歳) …