- 2025.12.12
- スカッと体験談,
突然届いた社長メール「来なくていい」真偽を確かめようと自撮りを送ったら事態が一変
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現在40歳の私は、会社員の夫とまだ5歳の娘と暮らしながら、農園を営む父の家業を手伝い、兼業主婦として日々忙しくしています。しかし、幸せだったはずの私たち一家に異変が起きたのです。
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最近やたら出張だ残業だと家に帰らないことが多くなった夫。嫌な予感を何度も振り払いましたが、いよいよ疑いが募り……。ついに私は、夫が寝ている間に彼のスマホを見てしまったのです。するとやはり、知らない女性との親密なメッセージが盛りだくさん。彼女への貢ぎ物のため、多額の借金をしていることまで発覚したのです。
翌朝、不倫と借金について問い詰めた私。すると、逆ギレして会社に出かけた夫が、その夜になんと愛人を連れて帰宅したのです。
「バレたならもういい。お前は農業だ育児だと貧乏くさいんだよ。女なら、こいつみたいに若くてきれいなほうが良いに決まっている。しかも彼女、大企業の社長令嬢なんだ。農家とはわけが違う。俺も婿養子になれば次期社長にしてくれるって話なんだよ。親権もいらないから、お前は子どもを連れて出て行ってほしい」
私は驚くやらあきれるやら。5歳にして悟った娘に至っては、あまりに無責任で人でなしの父親のことを見限ったようで、「ママと行く」と即決したようです。娘が納得しているなら私の選択肢も1つ。
「そう。じゃあ、荷物をまとめましょう」
こうして家を出た私と娘は、しばらく実家に居候した後、高級タワマンを購入。元手は私の隠し貯金でした。
実は私、出産後は父の農家を手伝いつつ、余った土地の有効活用に成功し、資産運用で大金を稼ぐようになっていたのです。農業をバカにする夫には話す気にならず、言いだせないでいたのが逆によかったです。離婚することになるとは思ってもみませんでしたが、結果オーライだと思いました。
浮気夫とも縁が切れ、母娘で仲良くやっていこうと前を向いていたある日……。なんと元夫が、私と娘のタワマンの前に現れ、土下座をし始めたのです。
「許してくれ! 一時の気の迷いだったんだ……。俺、あいつの借金を肩代わりするハメになって……。社長令嬢っていうのもウソだった! それにお前だって、義父さんが大地主だってことを黙っていただろ? なあ、娘のためにもやり直そう。それで借金返済を助けてくれよ」
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