「うっ…臭い」疲れていた私がラッキー!と思った電車の席。しかし、まさかの事態に【体験談】
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飛行機の中で突然目の不調。経験のないことにびっくりして、私は大変な病気なのではないかとものすごく不安になりました。飛行機を降りてすぐに現地の病院に行ったのですが、そこで告げられたのは聞いたこともない病名でした。不安で仕方なかったときのお話です。
★関連記事:目に黒い糸がぶら下がり、白い光が差し込んで…「飛蚊症」だと思っていたら、その先に隠れた病気が判明
ある日ひとりで飛行機に乗っているとき、窓の外を見ていると視界に細かいほこりのような、ごみのようなものが見えました。最初はガラスの汚れとしか思ってなかったのですが、どうもおかしい……。外を見ていても、機内を見ていても、手元を見ても同じようにその小さなほこりのようなものがふわふわと浮いて見えるのです。
私はひどいアレルギー体質なので、目のトラブルはしょっちゅう。その日もすごく疲れていたので目がかすんでいるのかなくらいに思い、何度も瞬きをしたのですが治りませんでした。まさか目にほこりが入っているのかなとも思い、目薬を差して拭き取ってから外を見ても同じようにほこりのようなものがちらちら見えます。
「これはおかしい」と思い、急に怖くなった私は現地の眼科について調べて、降機してすぐ予約しました。正直軽くパニックで、失明したらどうしようと不安で目のことしか考えられませんでした。
現地の病院に真っすぐ向かい、診察を受け先生に言われたのは、「おそらく疲れ目と飛蚊症(ひぶんしょう)ですね」と。聞いたこともない言葉でした。
視界に小さなほこりのようなものがふわふわ浮いて見えるのは、「飛蚊症」という症状そのものらしいのです。これは疲れている人や30代以上の人なら誰しもなる可能性があるとのことで、特に重大な病気ではないとのことでした。
内服薬や目薬なども不要で、そのままにしておいていいとのこと。ものすごく心配していたのでとりあえずはホッとしました。私はアレルギー症状が強く出ていたので、それを抑える飲み薬と目薬だけもらい、慣れない場所での受診は終了。
特に何もしなくていいとしても、私は元から目に負担のかかりやすい体質なので、これ以上進行しないように目をきちんとケアしていこうと思いました。コンタクトをする時間を減らしたり、きちんと服薬する、目をなるべく触らない、睡眠をしっかり取ったりするなど、どれも基本的なことですが、自分にできることを毎日丁寧にしていこうと思います。
当時は本当に不安で仕方ありませんでしたが、何事もなくてよかったです。視界の小さな浮遊物がちゃんと認識できたのも、飛行機に乗っていて雲しかない外をたまたま見ていたからで、早く気付けてよかったと思っています。これからはもっと目を大切に日々ケアして、症状悪化を防ごうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
著者:白玉沙理/40代女性・主婦
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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