「毎日のおやつがやめられない」挫折ばかりの主婦が大好きな甘いものを減らせた意外な方法とは
ほとんど毎日スイーツを食べていた、甘いもの大好きアラフィフの私。そろそろ健康や美容を考えなければと思い、甘いものの摂取量を減らそうと決心しましたが、それ …
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2022年秋、48歳で受けた人間ドックで腹囲が1年前より激増していることが判明しました。さらにMサイズのパンツが入らなくなり、いよいよ本格的にダイエットしなければ!と思ったものの……。子どもの夏休み中にバタバタしながら取り組んだ 「ゆるい」ダイエット体験談です。
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2023年のゴールデンウイークに家族でキャンプに行ったときの写真を見て、驚きました。そこには小太りのおばちゃんが写っていたのです。それでなんとなく気になって改めて昨年秋に受けた人間ドックの結果を見返したところ、155cm49㎏だった一昨年から昨年秋までで体重は1kg増加、腹囲は6cmも増えていました。そう言えば、パンツをはくとポッコリしたおなかがきついので、ウエストがゴムのスカートばかりはくようになってしまっていました。
このままではいけないと思いつつも仕事と家事に追われ、毎日を過ごしていました。思えば20代のころは今より7、8㎏痩せていました。今では信じられないですが、私は元々太りにくい体質だったことに加え、当時は甘い物をそれほど欲しいと思わなかったからかもしれません。それが30代以降、どんどん代謝が悪くなり、40代以降は運動不足に加え便秘がちとなり、ますます痩せにくくなっていきました。
とりあえず、壊れたまま放置していた体重計を体脂肪も測れる新しい物に買い替え、朝晩計量することにしました。久しぶりに測ったところ、155cm50㎏だった昨年秋より3㎏増加、体脂肪率は31%という結果に……! ちょうど子どもが夏休み期間中、私も在宅の仕事だけで時間があったので、減量に取り組んでみようと決心しました。
まずは食事を見直しました。朝食は腹持ちの良い豆乳バナナジュースを作り、昼は軽めに済ませることにしました。今までの私の経験では、パイナップルやヨーグルトが便秘の解消に効くことが多いので意識して食べるようにしました。また、間食を控えて食事前には糖の吸収を抑えるサプリを飲みました。買い物に行ったときは「体脂肪を減らす」などとうたわれているノンアルコールビールを買ったりしました。
また、在宅時間が多くなると必然的に運動不足になってしまいます。毎朝夏期講習に通う下の子と一緒に自転車で並走し、帰宅後は植栽の水まきをすることで、毎朝のリズムを整えました。また午前中や夕食後に、近所の川沿いの遊歩道を30分かけて散歩しました。散歩は中学生の上の子と一緒に行ったのですが、夏休み中家でゲームばかりしている息子の学校や部活の話が聞けてとてもよかったです。
お盆休み中は旅行に行ったりしてリズムが崩れてしまったものの、1カ月半で体重2㎏減、体脂肪率2%減に成功しました。苦しかったMサイズのパンツもはけるようになったものの、体脂肪率は思ったより下がらなかったのが残念です。しかもわが家の体重計は体脂肪率30%超で「高め」と表示されるため、29%は「標準」の範囲内とはいえギリギリです。
反省点は、朝夕に計画していた散歩になかなか行けなかったことです。午前中は家事や仕事をしていてなかなか時間が取れず、午後からは子どもの食事の用意や勉強を見ているうちに終わってしまうことが多々ありました。
長かった夏休みもようやく終わり、子どもたちの学校も始まりました。まだまだ暑いですが朝晩の風が涼しく感じられるようになりました。せっかく運動習慣が付いたので、これからも午前中はできるだけウォーキングを続け、あと2㎏減、体脂肪率25%を目指して秋に受診する人間ドックに臨みたいと思います!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
【駒形先生よりアドバイス】
体全体の血液量は体重あたりで計算をするため、急激に体重を減らすと血虚(けっきょ:血が不足した状態)や気虚(ききょ:気力がない状態)の症状を起こしやすくなります。1カ月に体重の0.5%以内を落とすのが理想的で、皮膚がたるみにくいです。また、脂肪ではなく筋肉が減る可能性もあります。特に更年期前後の方は注意しましょう。
イラスト/きびのあやとら
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