
40代に入ってから、肌質や体形だけでなく、髪の毛にも年齢を感じるようになりました。パサつきとツヤのなさ、白髪もまばらにあり、鏡を見るたびにため息が。そんな私があるアイテムを使ったヘアケアを取り入れたことで、驚きの効果を感じた体験談を紹介します。
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ツヤのないパサついた髪の毛にため息の日々

40代になり、顔や体の肌質や潤いが明らかに20代、30代とは違ってきました。もともと乾燥肌タイプということもあり、スキンケアやボディケアには必ず保湿の化粧水とオイルでお手入れをしなければ、乾燥した状態が続き、そのうちかゆみが出てきます。
肌と同じように髪の毛も、乾燥によるパサつきとツヤのなさ、白髪が目立つようになってきました。身支度をして髪の毛を結ぶ際に鏡に映るのは、20代のころの、毛先までツヤツヤの髪の毛ではなく、白髪混じりの潤いのない髪。鏡を見るのは、ヘアセットがきれいにできているか? というより、白髪が目立っていないかチェックするため。毎朝、ため息がこぼれていました。
考えてみれば、顔や体のケアは保湿をしっかりしているのに、髪の毛や頭皮のケアは、これまでほとんどしたことがありませんでした。お風呂で髪の毛を洗い、オイルを少しつけて乾かして終わりです。ブラッシングもほとんど手ぐしで済ませていました。
しかし、年齢だから仕方ないと諦めるには早過ぎます。まずはできることから始めてみようとネットで情報を探しました。
猪毛のブラシが白髪にも良い?

ネットで調べてみると、ブラシで頭皮を刺激すると血行が良くなり、白髪が目立ちにくくなってきたという方の体験談の記事を見つけました。そして、猪毛のブラシがおすすめとのこと。そこで早速ネットで猪毛のブラシを探しますが、ブランドや価格、ブラシの形の種類が多く、なかなか選びきれません。
そんなとき、タイミングよく百貨店の催事でブラシ屋さんが出店されるということで足を運びました。催事場には、ヘアブラシだけではなく洋服ブラシや歯ブラシまでさまざまな種類が並び、ヘアブラシ1本でもどれを選んでいいのか悩んでしまいました。とりあえず目の前にある1本を手に取り、試しにブラッシングしてみるのですが、私は髪の毛の量が多く、表面の髪の毛にだけブラシが通る感覚でした。
スタッフの方が、「お客様は髪の毛が多そうなので、こちらがおすすめですよ!」と渡してくれたブラシで再度試してみると、地肌にブラシの先端がしっかりと当たっているのがわかります。そして毛先に向かって髪の毛をとかしていくと、先ほどのブラシとはまったく違う感覚で、髪の毛の表面だけでなく地肌に近い部分の髪の毛もしっかりととかせ、地肌への刺激もとても気持ちが良いのです。そしてそのブラシは、私が探していた猪毛のブラシだったのです!