
ヒップラインが下がるのは仕方ないと諦めていた40歳。ネットで「ピーマン尻」という言葉を知った私は、改めて自分のおしりを鏡で確認してみました。そこにあったのは、想像以上に垂れ下がったおしり! 今まで見て見ぬふりをしてきましたが、一念発起してフィットネスアプリを活用したトレーニングを開始。垂れじりから脱却できたという体験談です。
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ネットで発見「ピーマン尻」というワード
かつての私は、年齢とともに体形が変化するのは仕方ないと考えていました。普段気にするのは、あくまでも体重。洋服のサイズが変わらなければ、体形はさほど気にする必要がないと思っていたのです。ところがある日、ネットの記事で「ピーマン尻」というワードを見つけました。読んでいたのはダイエット特集の記事です。引き締まったきれいな丸みのあるおしりは「ピーチ尻」、形が四角く垂れ下がったおしりを「ピーマン尻」と呼ぶらしいのです。
おしりの形にそんなに種類があるなんてと思った私は、何げなく鏡に自分の姿を映してみました。そのときは、ほんの興味本位でした。ところが鏡の中にあったのは、太ももとの境目がハッキリしないほど垂れたおしり! うっすら縦にくぼみのあるおしりは、本当にピーマンのようでした。
記事には、「ピーマン尻」のことを「加齢による典型的な変化」とも解説していました。おしりが垂れ下がるほどの加齢現象……。それまでは体重ばかり気にしていましたが、体形の変化について現実を突きつけられたような気持ちでした。記事内でヒップアップトレーニングがすすめられていたこともあり、何とか垂れじりを改善しようと決意しました。
垂れじりの原因、効果のあるトレーニングは?
ヒップアップトレーニングについて調べると、垂れじりは加齢や運動不足、出産などでおしりがたるんでしまった状態であることがわかりました。おしりの下に脂肪がつくほど、ピーマンのような形になってしまうということです。さらにわかったのが、垂れじりはおしりの筋肉の衰えが原因であるということ。加齢によるおしりの筋肉の衰えは、早ければ30代から始まるということでした。
おしりを形成しているのは、大臀筋(だいでんきん)・中臀筋(ちゅうでんきん)・小臀筋(しょうでんきん)という3つの筋肉。ヒップアップトレーニングは、これらの筋肉を動かすことが重要なようです。また、おしりの筋肉だけでなく太ももを合わせて鍛えると、おしりから脚にかけて引き締まったラインが手に入るということでした。
スクワットをはじめとするいくつかのトレーニング法が解説されているものの、種類が多く何から始めれば良いか迷ってしまいます。また、習慣化できなければ意味がなさそうです。
効率良くトレーニングでき、三日坊主にならない方法を考えたとき、ひらめいたのがアプリの活用でした。料理のレシピやスケジュール帳など、私の日常には便利なアプリは欠かせません。トレーニング用にも良いものがあるのではと探してみたところ、いいものを見つけました。