ストレスで夫婦そろって体重増加⇒全力のラジオ体操&食事に蒸し野菜1品追加した結果どうなった?
更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
ウーマンカレンダー woman calendar
体重計が壊れたかと思ったくらい急激に太ったのがちょうど40歳ごろでした。子どもがまだ幼稚園で手がかかり、家事と育児のストレス発散のためにチョコレートやアイスを好きなだけ食べる日々。案の定どんどん太り、40代後半には10kg近く増え、155cmで58kgに。小学校の昇降口のガラスに映ったぽっちゃり体形の自分にがく然としました。
このままではマズイ!と大焦り! そこで、ものぐさで運動嫌いな私が取り組んだ緩いダイエット方法をご紹介します。
★関連記事:え?閉経後は内臓脂肪が2倍の速さで増えていく!?更年期世代の太るメカニズムとは【医師解説】
基礎代謝が落ちると言われている40代に突入してからは、ちょっと間食を控えたり夕食の量を減らしたりしてもちっとも痩せませんでした。それどころか食べる量を減らすと、空腹で寝付きが悪くなったあげく睡眠不足で翌日疲れてしまい、かえって甘い物や菓子パンを食べてしまうという悪循環に。
それでも運動嫌いの私はジョギングなどの疲れることはしたくない、したとしても続く気もしませんでした。かといって、エステに通うような時間やお金もありません。そうこうしているうちに、服のサイズがMからLへ変わっていました。
そんなある日、経済評論家の勝間和代さんが自身のYouTubeチャンネルで「ダイエットの基本は栄養と運動、良い睡眠」とおっしゃっているのを発見。勝間さんはスマートウォッチという、歩数や睡眠時間を計測したり、スマートフォンと連動して通知を受け取ったりできる腕時計型の電子機器を健康管理に活用しているそうで、これを着けて毎日2~3時間以上運動し、さらに1万歩以上を歩き、158cm、50kgのスリム体形を維持しているとのことでした。
私も勝間さんのようにスマートウォッチを活用してスリムになりたいと思いましたが、高額なスマートウォッチを使いこなせる保証もないのに買うのはちょっと……毎日1万歩歩くのも大変そう!と諦めていました。しかし、あるとき4,000円くらいのスマートウォッチがAmazonのセールで2,980円ほどになっていたため、お試しで買ってみることにしました。
格安のスマートウォッチでしたが、私が知りたかった歩数管理の機能は十分に備わっていました。ほぼ在宅で仕事をしている私は、これまでなんとなく自分が運動不足だとわかっていても「どのくらい運動不足なのか」までわかっていませんでした。スマートウォッチを使うようになったことで、自分が毎日どれくらい歩いているのかを見える化することができたのです。
スマートウォッチを常に着けて生活してみると、何もしなければ1日の歩数は2,000歩くらいとわかりました。厚生労働省が推奨する1日あたりの歩数が8,000~1万歩ですから相当少ないです。このままでは体重増加を食い止めるどころか筋力維持も危うい! とりあえず1日5,000歩を目標に、なるべく散歩したり車や自転車を使わず徒歩で買い物に行ったりするように心がけました。
私が購入した格安スマートウォッチでも、歩数だけでなく消費カロリー、心拍数、睡眠時間・質などが測れました。勝間さんのYouTubeチャンネルによると、とりわけ睡眠の質は大切で、良質な睡眠が不足すると空腹や満腹感をコントロールするホルモンが乱れてかえって過食になるとのことでした。
そこで私はスマートウォッチに連動させたスマホアプリで、ひと晩のうち何時から何時までが深い眠りで浅い眠りだったかをチェック。その結果、私の場合はトータルで7時間以上の睡眠を確保し、そのうち4時間以上が深い眠りであれば翌日の体調が非常に良いことがわかりました。前日の睡眠時間がウォッチに常に表示されているので、睡眠不足にならないよう意識しています。
加えて、起床後に腕立て伏せ20回、仕事前にNHKのテレビ体操(録画)を実施、晩酌のビールをレモン汁入り炭酸水に変更しました。朝・昼・晩の食事については野菜やきのこ類、肉・魚・豆類などを欠かさないよう栄養バランスに気を付けています。量は食べたいだけ食べていますが、バランスの良い食事と良質な睡眠が確保できていれば、お酒やお菓子を我慢するのもさほどつらくなくなるものだなと感じています。
日々緩い努力を続けた結果、およそ2カ月で3kgほど減りました。実は毎日5,000歩以上歩けているわけではありませんが、今までお菓子を好きなだけ食べてどんどん太っていったことを思えばこれでも偉い!と自分で自分を褒めて、「できなかったからもう諦めた」と挫折してしまわないようにしています。これからもスマートウォッチで見える化した数値とにらめっこしつつ、まだまだダイエットを頑張ります!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
★関連記事:「なかなか痩せなくなった…」更年期世代に適した基礎代謝を上げる4つの方法とは【ダイエット】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
40代になってから体重が10kg増。マラソンをやっても太る、ヨガをやっても太る。夕食を抜いても、朝食を食べれば体重は元に戻っている。燃費の良すぎる自分は自動車で例えるならハイブリッ...
続きを読む体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うとどうなるのか? おなかがすっ...
続きを読む昨年、糖質ダイエットをして半年で10kg痩せた私。その後も食事や生活習慣に気を付けてはいたのですが、コロナ禍の外出自粛で生活リズムが変化したのもあり、少しずつ体重が増えています……...
続きを読む50歳を過ぎたころから、運動しているのに体重が増えるように。更年期世代は代謝が悪くなるようで、ちょっと運動したくらいでは痩せなくなりました。その上、今までと同じ食生活をしているだけ...
続きを読むかつてはツンと上を向いていたおしりが、2回の出産を経て垂れ下がり、太ももとの境にはびっしりと頑固なセルライトが! とはいえ、エステに行くような大金はありません。ならば、お金をかけず...
続きを読む更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
学生時代は部活で汗を流し、20代は仕事がハードでどんなに食べても太りませんでした。そんな私の体重が増え始めたのは退職した37歳のころ。在宅時間が増えてか …
医師から「ダイエットをしましょう」と言われました。健診で糖尿病予備軍であることがわかったからです。当時私は47歳、身長160㎝、体重65㎏で、BMIは2 …
初めてのダイエットは25歳のとき。極端な食事制限をおこない10kg痩せたものの、ひどい便秘により断念した途端、リバウンドしてしまいました。その後も朝バナ …
コロナ禍で通っていたフィットネスジムが休業となり、仕事も交代勤務で出勤日が半分に。家にいる時間が長くなり、ドッカリ座ってテレビやスマホを見ていることが増 …
私は肥満外来を利用して、漢方薬を処方してもらい、ダイエットをしています。運動習慣をつけなくてはと思うものの、なかなか始めることができません。そこで、歩数 …
更年期に入り、胃腸の不調に悩まされるようになりました。ファスティング(一定期間、固形物を摂取しないことで疲れた消化器官を休ませること)が胃腸の調子を改善 …
YouTubeなどの動画をはじめ、ネットではさまざまなダイエットの情報があふれていますが、私の場合、どれも続かなかったり効果が感じられずいつの間にかやら …