- 2025.08.21
- スカッと体験談,
「だからオバサンは使えない」自分のミスを私に押し付ける料理長…その後、まさかの天罰が
私は、50歳になってから高級料亭の料理人見習いになった変わり者。そう思われても、大好きな料理を仕事にできることにうれしさを感じながら修行に励んでいます。 …
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喫茶店オーナーをしている38歳の私は、祖父母から受け継いだお店を切り盛りしています。小さな会社を経営する夫は、元・常連さん。5年前に結婚し、夫婦2人で仲良くやっていると思っていたのですが、ここのところ彼の休日出社が増えていたのです。
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最近、夫は休日返上で仕事に行っています。それだけではありません。トイレにもお風呂にもずーっとスマホを持ち歩き、ニヤニヤしながら頻繁にメッセージのやりとりをしている様子。尋ねても、仕事だ何だとはぐらかし、はっきり答えてくれないのです。
お店のことで手一杯の私は、ついに探偵事務所に調査を依頼することに。報告が上がってくるのは2週間後と言われてモヤモヤしていた中、その根源の夫が、出張に行くと言いだしました。
「急なんだけど、明日から長期出張が決まってさ。沖縄に1週間なんだ」と、あまりにウキウキしているので、思わず私はいろいろ詰問してしまいました。
「それにしてもずいぶん急ね……。出張ってそんな直前に決まるもの? ひとり? 商談相手の会社ってどこ?」
すると夫は焦ったように、「お前も知っている営業部の部長と一緒だよ。男2人で沖縄で商談とか、同情してくれてもいいだろ~」などと言いながら、そそくさとスーツケースの準備を始めたのです。
そして翌日。夫は、会社に寄ってから空港に行くと言って、ウキウキと早朝に出かけていきました。ところが数時間後、一緒に出張中のはずの営業部長から、自宅に電話がかかってきたのです。
「急にご自宅にお電話してすみません! 社長は今日お休みですよね?」
「あれ? 出張は?」と思いつつ、私は聞き返しました。「どうしたの? 何かあった?」
「実は、会社が燃えていて……。火事なんです! 社長と連絡が取れなくて」
なんと、夫の会社が火事に巻き込まれた様子。後ろでは消防車の音も聞こえます。被害者はいないようですが、ひとまず現場の事情聴取などは営業部長にお願いし、夫へは私が連絡を取り続けると約束しまして電話を切りました。
するとタイミングよく、なんと夫から連絡が。私が慌てて緊急事態のことを話そうとすると、夫は気もそぞろでこう言ったのです。
「無事着いた。これから大事な商談が始まるから、出張中は絶対に連絡するな!」
後ろからは、キャピキャピとした女性の声。聞こえないと思っているようですが、丸聞こえだったのです。
沖縄帰りの夫が、スーツケースを持ったまま血相を変えて、私の喫茶店に飛び込んできました。
「ど、どうして連絡してくれなかったんだ? 会社が火事って……!」
「え? だって、連絡するなって言うから……。私はあなたの命令に従ったまで。忠実に守ったんだから、褒められても文句を言われる筋合いはないわよね?」
そして、真っ青な顔の夫に署名済みの離婚届を差し出しました。
「火事の後始末や事情聴取は、出張中だったはずの営業部長がすべてしてくれた。それから、火事の原因は給湯室のたばこの不始末。あの朝あんた、会社に寄るって言っていたわよね。別の不倫相手の女性と会社で密会していたことも調べがついています。証拠写真もある」
そう、自分の不始末で火事を招いた夫。経営者として会社が再建するまで全従業員に最低限の休業手当を出さなくてはなりません。さらに全館禁煙だったビルでの不祥事とあり、損害賠償も発生。私への慰謝料の支払いも必須です。おまけに、2人いた不倫相手から最終的には捨てられた様子。まさに身から出たさび状態ということですね。
一方の私は、順調に喫茶店経営を続けています。変な心労やストレスがなくなったおかげで、新しいレシピを考案したりと充実した日々を楽しんでいます。
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内緒で不倫旅行に出かけ、連絡するなと豪語した不貞夫。火事の原因も、不倫相手との逢瀬中の喫煙だったとは、救いようがないですね。別れられて結果オーライだったのではないでしょうか。
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