義母「他人のあなたは留守番で」家族旅行で私を置き去りにした義母に大事なことを教えてあげた結果
家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
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体は柔らかいほうで五十肩にはならないんじゃないか?と思っていました。しかし、53歳になる年になり、肩から腕にかけて、変な違和感を覚えるようになりました。やがて、ある方向に動かすと激痛を感じるように。それでも、病院にはあまり行きたくない私は、「五十肩だからそのうち治る」と家族に伝えたのですが、娘に「ちゃんと病院に行け!」と強く言われ、受診することに。そこで診断されたのは……。
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1カ月ほど前から、肩に違和感を覚え始めました。ずっとパソコンに向かっていたせいなのか、肩を回したり、ストレッチをしても、不快な感じが拭えない毎日。友人も五十肩でかなり苦労していると聞いていましたが、友人のように腕が上がらないほどではありませんでした。
そのうちこの違和感もなくなるだろうと思っていましたが、2週間ほど過ぎたころ、肩を動かした瞬間、激痛が走りました! 少しそっとしておけば、その場では痛みは治まりましたが、その激痛が起きる回数がだんだん増えていき、肩から腕にかけて動かすのが少し怖くなりました。
それでも「五十肩は、病院に行かなくても、いつかは治る」と、人生の先輩方に聞いていたので、特に病院にいくこともなくそのまま放置していました。しかし、娘から「病院に行け!」と強く言われてしまい、渋々病院に行くことに。わが家の前に整形外科があるので、その病院に行くことにしました。
診察室で先生に症状と経緯を話すと、「なんでもないこともありますが、五十肩はレントゲンには映らないので、エコーで診てみましょうか?」と言われました。そんな大げさな! などと思いながら、痛みのある左肩を出して横になり、先生にジェルを塗られてエコーで肩をグリグリ。
先生に「水がたまってますよ〜。ほら、石もここにあるし」とエコーの画面を見せられました。たしかに水の袋みたいなのと小さな石のような物が写っています。「ええ〜ただの五十肩じゃないの?」と少しショックでした。先生は「まれにこういう方もいますから」と言っていました。
先生は「水を抜くのと同時に、痛みを取る薬を入れる治療をしますか?」と言うので私は腹をくくり、治療をお願いすることに。針を刺してから、グリグリと奥へ進んでいく針の感触がわかり、とても痛かったのですが、大人なので我慢……。先生が針を刺す前に「ちょっとちくっっとしますけど、ごめんなさいね〜」と言っていましたが、内心「絶対痛いやつだ!」と思っていたら思った通りでした。
「よかったですね、病院に来ておいて! 大抵は、これで良くなると思いますが2週間後にまた様子を見ましょう」と先生から言われ、帰宅しました。
2週間後に病院に行き、診察室に入ると、早速先生が「良くなったでしょう?」と聞いてきました。
「私もそう思ったので、病院に行く必要はないと言ったんですが、娘に『2週間たったんだから、病院に行って来なよ』とうるさく言われたので、病院にまた来ました」と素直に答えました。
先生が「せっかく来たのだから、またエコーで診てみましょう」とまた、グリグリとジェルを塗られて、エコーで診ることに。すると「石がなくなってますよ〜わかります?」とやや興奮気味の先生に言われて、見てみると本当に石はなくなっていました。
私は前回の治療で石はなくなりましたが、石を溶かすための薬の服用が必要な場合もあり、なかなか時間がかかる方もいると、先生に聞きました。
「まあ、いずれにしても五十肩ですよ! 肩をよく回すようにしてくださいね〜」と先生に言われて渡されたのが、「肩痛教室」と書かれたなんだか古めかしいパンフレット。
そのパンフレットには「五十肩とは、五十歳ごろに肩を中心に痛みが生じ、時に腕まで広がり、やがて治っていく状態」と記載がありました。現在では、一般的に「肩関節周囲炎」と呼ばれているそうです。以前の勤め先の歯医者の先生が「五十肩は、肩凝りがひどくなった状態だ」と言っていたので、五十肩は肩凝りがひどくなった状態だと、私は思っていましたが、どうやら違ったようです。
私の場合は、五十肩でも水や石が肩にあったので、普通の五十肩とは違うかもしれないのですが、病院での注射治療のおかげで緩和されています。
突然の激痛に初めは戸惑いましたが、早めに病院に行ったことで、痛みにも悩まされず過ごすことができています。再発防止のために、先生に言われた通り今後は「無理せず、肩を動かして温める」ようにしたいと思います。
人生100年と言われる時代。この先もきっと、いろんなところが、ポンコツになってくると思いますが、のんび〜り過ごせたらと思う次第です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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