「疲れ、やる気が出ない」を更年期のせいにしないで!40・50代女性に多い橋本病の真実【医師解説】
40代、50代の女性に多い「疲れやすい、やる気が出ない、太ってきた、髪が抜ける」といった不調は、更年期症状や自律神経失調症と間違われやすい「橋本病(甲状 …
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突然、悪夢のような肩の痛みが起きてから、半年以上たちました。当時は着替えも家族に手伝ってもらい、洗髪も片手でしかできない、包丁も握れないなど、本当に不自由な生活を送りました。今では肩の痛みはすっかりなくなり、腕もほぼ真上まで上がるように。肩の痛みが起きたときのことから改善するまでをお伝えします。
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1月の寒い日のことでした。その日は朝から右腕のだるさを感じつつ過ごしていたのですが、午後になるとそのだるさがだんだん強くなってきたのです。
夕方になり介護中の義母がデイサービスから帰ってきたので、いつも通り義母の体を支えようと腕に力を入れた途端、右肩から右腕にかけて、まるで雷に打たれたような激痛が走ったのです。
私は思わず「痛たたたー!!」とその場にうずくまってしまいました。しばらくして激痛は治まったので立ち上がり腕を動かそうとしたのですが、痛くて痛くて少しも動かすことができませんでした。じっとしていても、じんじんとした痛みは続き、その日の夜はまったく眠れませんでした。

次の日、これでは介護はとても無理なので義母をショートステイに2週間預け、早速近くの整形外科を受診しました。X線検査の結果、骨には異常はなく、「肩に炎症が起きたのでしょう、いわゆる五十肩です」という診断でした。
治療としては炎症を抑えるための注射を受け、炎症止めと鎮痛効果のある貼り薬を処方されました。また肩を動かさないようにするため、三角巾で右腕をつってもらいました。何か急激な運動でもしましたか?と医師に聞かれ、介護で頻繁に力を入れることがあることを伝えると、「日々の疲れが出たのでしょう」と言われました。
さらに、そういえば2日くらい前に買い物をしたとき、結構重い荷物を持って駅から家まで歩いたなーと思い出しました。これも一因だった気がしました。若いときなら何でもないことですが、加齢に伴い肩や腕の筋力も落ちているのだなと実感しつつ、ショックを受けました。

しばらく整形外科に通院して電気治療を続けたところ、1週間くらいでじんじんした痛みが治まり、少しだけ腕が動かせるようになってきました。五十肩を経験した友人に相談したところ、そのままにしておくと肩周りが固くなってしまうから、接骨院でストレッチをしてもらうと良いよとすすめられ、接骨院にも通いました。
私が通った接骨院は、スポーツ選手の体のメンテナンスもおこなっているところでした。初めは体全体のゆがみを確認してくれて、やはり右肩が少し下がっており前に傾いた巻き肩になっているとのことでした。
まずは電気を20分くらい当てて患部を温めた後、肩周りを押してもらいながらいろいろな方向へ腕を伸ばしました。また首を押してもらいながら肩や腕を伸ばすことを繰り返しおこないました。
10日くらい毎日接骨院に通って、これをおこなったところ、腕の上げ下ろしがラクになり、肩の痛みもずいぶん良くなりました。ただ、腕を後ろに回すとまだ痛くて、完全には元通りまでにはなっていません。その後は日を空けながら、今は月に2回くらい接骨院に行って、体のストレッチをしてもらっています。
今回、初めての五十肩で不自由な生活を強いられました。ヨガインストラクターの友人は五十肩になっていないということを聞き、やはり普段から体を動かすことが大事なのだと思いました。
接骨院の先生から家でもできるストレッチを教えていただき、朝起きる前に布団の上で手足を十分に伸ばしてから起きるようにしています。加齢に伴い体の関節や筋肉が固くなってくるので、毎日のメンテナンスが大事だなと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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