「子どもを産まないなんて」少子化の原因も私!?見知らぬおばあさんから突然の暴言
目次 1. 私に子どもがいないとわかると豹変 2. 「電磁波は危険」とシールを貼りまくる同僚 3. モンスター隣人に限界を感じて引っ越し 4. まとめ …
ウーマンカレンダー woman calendar
地元の公立中学へ上がった私の長男は、その後K君と会うこともなく、部活のサッカーに打ち込みながら、希望する公立高校への進学を目指していました。公立中学進学組の多くは、高校進学も公立志向。希望する公立高校が受からなかった場合に、併願の私立高校へ流れるというのが一般的でした。
公立高校の合格発表があってすぐのこと、音沙汰のなかったK君ママから、あちこちの家に「どの高校に受かったの?」と電話がかかってきたそうです。K君ママは、電話をかけた家の子だけでなく、相手が知る限りの同級生の進路情報を全部聞き出そうとしていたとウワサになっていました。
私立中学に進めば、公立進学組の進路なんて気にならないだろうに、どうしてそこまでするんだろう……私はK君ママの競争心の強さや学歴への執着に驚きました。
それから3年後、長男たちが大学受験を迎えた春のことです。私が住む県では、現役高校生のうちから予備校や受験塾に通い、大学受験に備える学生が多くいます。大学の合格発表が始まると、各予備校や塾の校内には在籍する学生の合格者名簿が次々と張り出されます。
そんなとき、あるママ友から「同じ予備校に通っていないはずのK君のママが、保護者のふりをして無断で予備校に紛れ込み、掲示物で同級生がどの大学に合格したかを調べている」という話を聞いたのです。またK君ママと近しい別のママ友からは「K君ママが近隣の予備校や受験塾に片っ端から侵入しては、知っている子の進学先を調べ回っている」と聞きました。
私はあきれ返りました。高校受験のときといい、大学受験のときといい、同級生がどんな高校や大学に進学したって、K君にもK君ママにも関係がないことです。小学校時代から「わが子は特別で優秀」と鼻を高くしていた人ではありますが、6年越しでかつての同級生と進学先の優劣を競おうなんて、学歴に対するその執念深さに私は背筋が凍りつきました。
聞いた話では、K君は大学受験で難関私立大学に見事合格したそうです。その後、K君ママの夢だった国内最大手の広告代理店に入社できたのかどうかは知りませんが、息子たちはもう25歳。小学校時代、友だちと遊んでいるときは笑顔がかわいくて活発な少年なのに、ママと一緒だといつも黙ってうつむいていたK君の姿を思い出すたびに、現在のK君がママの支配から解放され自分の人生を笑顔で生きていてくれるといいなぁと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:あらた繭子/50代女性。1999年生まれの息子と2005年生まれの娘をもつフリーライター。長年にわたる無茶な仕事ぶりがたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。目下の癒やしは休日のガーデニングと深夜のKPOP動画視聴。
マンガ/☆まかりな☆かな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
★関連記事:「普通に見えるのにね」次男が幼稚園に落ちたときのママ友のひと言にモヤモヤ。ストレスでおならが頻発
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
久しぶりに会った独身の友人は、結婚や子育てを少し否定的に語ることが多い人。そんな彼女に、私が感じている家族との時間の豊かさを、初めて素直に話しました。 ★関連記事:「私の何が気に入...
続きを読む先日、知人の家族のお通夜に参列しました。あまり親しくない相手の行事だったので、なるべく手短に済ませようと考えていましたが、予想外の状況に直面して、少し戸惑った体験です。 ★関連記事...
続きを読む私の祖父が亡くなったときの話です。これまで冠婚葬祭といえば、学生時代は制服での参加が当たり前でした。 ★関連記事:「香炉の前で頭が真っ白に…」お葬式に初参列の私が犯した痛恨のミスと...
続きを読む弟の結婚式に出席したときのことです。私は少し緊張していたせいか、恥ずかしいミスをしてしまいました。 ★関連記事:「下着が丸見え!?」ただのセーターだと思っていたのに…私のコーデ失敗...
続きを読む家族だからこそ避けては通れない足のにおい問題。靴下を脱いだ瞬間の衝撃や子どもの強烈臭など、笑わずにはいられないエピソードが続出! 今回は、思わず顔をしかめてしまう足のにおいにまつわ...
続きを読む目次 1. 私に子どもがいないとわかると豹変 2. 「電磁波は危険」とシールを貼りまくる同僚 3. モンスター隣人に限界を感じて引っ越し 4. まとめ …
もともとにおいに敏感な私は、百貨店の1階にある化粧品売り場を通るたび、いつも息苦しさを感じてしまいます。 ★関連記事:「強烈な香りが」通勤電車で隣に座っ …
旅先のホテルで、つい図々しいお願いをしてしまった私。まさか数分後、その出来事が自分に跳ね返ってくるとは思いませんでした。 ★関連記事:「恥ずかしい…」祖 …
目次 1. 独身生活を満喫している友人の言葉に戸惑い 2. 初めて話した、家族との日々 3. 友人の心に届いたかもしれない言葉 4. まとめ 友人の心に …
私の職場は、山を越えた先の街にあり、車だと1時間ほど、電車だと30分程度の距離にあります。そのため、私は通勤には電車を利用しているのですが……。 ★関連 …
目次 1. 私の中のルール 2. 突如始まったある人に対しての嫌み 3. なぜ?私が言ったことに… 4. まとめ なぜ?私が言ったことに… 話し始めた人 …
ある日、カフェでの出来事です。隣の席に座っていたスーツ姿の中年男性が、若い女性店員さんにずっと文句を言っていました。 ★関連記事:「タダにしろ!」怒声が …
アルバイトをしていたとき、同じ時期に入ったAさんと仲良くなりました。最初のうちは一緒にいてとても楽しく、シフトが一緒の日は会話も弾んでいたのですが……。 …