「しこりが破裂寸前!?」外出中に背中がズキズキ…病院へ駆け込み処置を受けた結果【体験談】
目次 1. 最初は小さな違和感から 2. 外出先で突然の異変 3. 再発防止に向けて気付いたこと 4. まとめ 再発防止に向けて気付いたこと 処置の後、 …
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最終的に「手術前に抗がん剤を投与したほうがよい」という医師の判断により、まずは半年間の術前抗がん剤治療をおこないました。副作用で髪の毛が抜け落ちたときは大きなショックでしたが、あるときふと、髪のない自分の姿に不思議な愛しさも感じたのです。続いて、左胸の全摘手術を受け、放射線治療やホルモン治療、分子標的薬の投与なども段階的に実施。現在もホルモン治療は継続中です。
こうして左胸を失った今、もしもっと早く受診していたら部分切除で済んだのかもしれない、と考えることがあります。しかし、後悔ばかりしていても前には進めません。寛解(病気の症状が軽減または消失した状態)まではまだ時間がかかりそうですが、めげずに治療を続けながら、これからも日々を大切に過ごそうと思っています。
乳がんと告げられたあの日から、術前抗がん剤や手術、放射線治療、ホルモン治療など長い道のりを歩んできました。平坦ではありませんが、前向きな気持ちを失わず乗り越えることで、今の私があります。少しでも多くの方に、この体験が届けばうれしいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
医療法人社団 沢岻美奈子女性医療クリニック理事長。産婦人科医。
2013年より神戸で婦人科クリニックを開業。女性検診や更年期を中心に女性のヘルスケア領域に長く従事。2025年9月には、恵比寿に婦人科・美容皮膚科Takushi clinicを開業。更年期ドックでの女性特有の健康評価から治療までを、経験豊富な産婦人科女医がワンストップで提供。心身の不調が特徴な更年期の揺らぎ世代を対象に、“女性医療コーチング”という新スタイルで全人的なサポートをおこなっている。また、Instagram(@takumina _clinic)や、podcast「女性と更年期の話」、YouTubeチャンネル「8時だヨ 更年期全員集合」などを通じ、幅広く情報発信をおこなっている。
著者:土々呂まり/30代女性・会社員
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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