「また同じ服…」服選びが試練だった私。「清潔感で十分」思考を卒業したワケ【体験談】
目次 1. 「清潔」であればいいと思っていた 2. 結局、疲れて妥協してしまう 3. そして同じ失敗を繰り返す… 4. まとめ そして同じ失敗を繰り返す …
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その間も転勤に伴い、転院をすることもありました。その中で、たった一度だけ、ある医師に言われた「卵管に水がたまっていて、受精卵を流してしまうのかも」との言葉が、ずっと引っかかっていました。
他の医師に、「その可能性は?」と尋ねても「問題ないよ!」のひと言で済まされ、悩みは解消されません。結局、直談判し、なんとか紹介状を書いてもらい、総合病院でCTを撮影することになりました。
その結果を見た婦人科医師からは、「問題ない」と言われました。納得がいかない私は、そのCTの画像データが入っているCDを別の不妊治療専門の医師に見せました。そこで、なんと「卵管の詰まり」を指摘されたのです!
今まで何をしても妊娠できなかった原因が特定された気がして、すぐに手術を決意。手術してみないと、どの程度のものか特定されず、最悪、両卵管を切除する可能性もあり、その場合、自然妊娠の可能性はゼロになるとの説明を受けました。
結局、私の卵管は両方が詰まっていた「卵管水腫(卵管が炎症や癒着などで閉塞し、中に水分がたまって卵管が腫れる病気)」だったのです。卵管を切除した後、1度目の体外受精で見事妊娠。初めての妊娠までに、なんと結婚から10年がたっていました。
どうやら、私の卵管の詰まりは、排卵周期によって確認できたり、できなかったりしたことで特定が難しかったようです。また、不妊の原因はさまざまで、まだまだ未知の部分が多く、医師によって見解が異なることも、原因特定までに時間がかかった要因のようでした。
私にとっては、遠回りだったように感じましたが、何人もの医師に関わったことで、「卵管水腫」を発見し、治療することができ、幸いでした。出産をした産院でも、熱心な助産師さんから、不妊治療について教えてと声をかけられ、自らの体験を伝えられたことも良い経験でした。不妊治療に対する社会全体の知識と理解がより一層深まることを願っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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