「つぶせば大丈夫」粉瘤の自己処理を繰り返した私。ある朝感じた異変と痛み。調べて判明したリスク
いつも同じところにできる粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、皮膚から出た皮脂や角質などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)。何度も繰り返す …
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42歳になったある日のこと。突然、服が肌に擦れるとピリピリとした違和感を覚えました。気になって見てみると、肌にじんましんができていて……。
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じんましんを見つけてすぐ、あれよあれよという間に体中に広がっていきました。膝、背中、おなか、腕、首。顔以外のあらゆる場所に症状が出たのです。一晩寝ればじんましんも引くだろうと思っていましたが、朝になっても赤みと違和感が残っていました。
かゆみは我慢できないほどではありません。でも、見た目にもどんどん広がっていくのが怖く感じました。食べ物のアレルギーでもないし、思い当たることもありません。
お風呂に入るとき、子どもに「お母さん、ボツボツできてるよ」と心配そうに言われても、「湯船に浸かってほてったかな?」と、軽く考えていました。しかし、なかなか消えないので皮膚科を受診することにしたのです。
じんましんが出て数日後、近所の皮膚科を受診。先生からは「じんましんは理由がはっきりしないことが多い。女性の40代は体調に変化の多い年齢です。でも、薬で対処できますから。じんましんは抑えることが大切なので、じんましんが出なくても薬を飲み続けるように」と説明されました。その日に薬を飲むとすぐに消え、それからも定期的に通院。半年間同じ薬を服用していました。
しかし、ある日またじんましんが出たのです。すぐに受診すると、先生が薬を変えてくれました。それが功を奏し、症状はスッと落ち着きました。
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