「何?」小学生のおなかに現れた白い斑点。母の機転で皮膚科を受診した結果 #娘の尋常性白斑 2
小学生のある日、私が着替えているときに、おなかに“白い島”を2つ見つけた母。「え、それ何!?」と焦る母の心配をよそに、私は内心、(多分“はたけ”でしょ) …
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小学生のある日、私が着替えているときに、おなかに“白い島”を2つ見つけた母。
「え、それ何!?」と焦る母の心配をよそに、私は内心、(多分“はたけ”でしょ)くらいにしか思っていませんでした。
実際に顔に白いものができていた友だちから「大きくなったら治るやつだよ(※)」と聞いていたし、かゆくもないし、痛くもない。
※はたけ(単純性粃糠疹:たんじゅんせいひこうしん)は自然治癒傾向が強い疾患ですが、乾燥時は保湿剤の使用が推奨されます。また、尋常性白斑など類似疾患との鑑別が必要な場合があるため、気になる症状があれば皮膚科を受診しましょう。
それが何かを深く考えることもなく──。
けれど、両親は皮膚科へ連れて行きました。
医師から言われたのは「ちょっと経過観察が必要な症状だね」というひと言。(正直なところ、ハッキリは覚えてはいませんが、このようなことを言われたような)
その日から、塗り薬と家庭用ブラックライトを使った“もう1つ”の処方が始まりました。
こうして、私と“白い島”との日々が静かに動き出したのでした。
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大人になると治ると思っていたおなかの“尋常性白斑(白い島)”には、治療と経過観察が必要だと判明したフワリーさん。すぐに治るものではない現実に戸惑いながらも、ご家族とともに病気と向き合う時間を過ごされたようです。この経験が、今のフワリーさんやご家族の病気との向き合い方にもつながっているのかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/林瑠加先生(LIKKAスキンクリニック院長)
慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。
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