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ある日、車を運転中にお気に入りの音楽を聴きながら、つい歌を口ずさんでいたときのお話です。運転中、音楽に合わせてだんだん気持ちが高まってきて、気付けば熱唱状態になっていました。そんなとき、信号待ちで車を止めた瞬間、外を歩いている人たちと目が合い、気のせいかな? と思っていました。
ところが、後部座席の窓が開いていたことに気付いた私。顔から火が出るほど恥ずかしく、逃げるに逃げられず、青信号になるのをただ待つしかありませんでした。
どうやらその窓を閉め忘れていたせいで、私が音楽に合わせて気持ちよく大声で歌っていた声が丸ごと外に漏れていたようです。あのときのいたたまれない思いは、今でも思い出すと恥ずかしさが込み上げてきます。
◇◇◇◇◇
それ以降、運転中の熱唱には本当に気を付けようと思い、運転中はなるべく静かに集中しようと心に決めました。
著者:近藤奈美/30代女性・主婦
イラスト/きりぷち
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