- 2025.11.13
- ときめき体験談,
「嫁の看病より仕事を優先しろ!」有給休暇取得中に上司から着信…病床の妻が見せた意地とは
私は現在、地方の工務店で大工として働いています。普段は現場を走り回っていますが、この日は珍しく有給休暇を取りました。理由は、妻が高熱で寝込んでしまったか …
ウーマンカレンダー woman calendar

私は現在、地方の工務店で大工として働いています。普段は現場を走り回っていますが、この日は珍しく有給休暇を取りました。理由は、妻が高熱で寝込んでしまったからです。ところが昼前、上司から思いがけない電話がかかってきたのです。
★関連記事:「50万円出せ」と迫る両親に決別を宣言した私…決断の先に待っていたのは静かな勝利
その日の朝、妻は40度近い熱を出してぐったりしていました。
「会議なのに休ませちゃってごめんね」と弱々しく言う妻に、私は「心配だから休んだんだ。今は何も考えずゆっくり休んで」と声をかけました。ようやく少し落ち着いたようでした。
ところがその矢先、携帯電話に着信。画面には上司・A塚さんの名前が。日ごろ厳しく部下を指導するタイプの人なので、私の急な欠勤をどう思っているのか、正直少し身構えました。
電話に出ると、いきなり「お前、今日休みって聞いてないぞ!」と強めの声。「すみません。妻が高熱を出してしまい、病院に連れて行ったところで……」と説明すると、A塚さんは一度黙り、「病院には行ったのか」と確認してきました。心配してくれているのかと思い、「はい」と答えたところ……。
「じゃあ、あとはひとりでも大丈夫だろ」
「仕事を優先しろ」
A塚さんにそう言われ、私は思わず、「まだ熱が高くて、看病が必要なんです」と返してしまいました。
すると、「心配なのはわかるけど、そういう気持ちをもう少し仕事に向けられたらな」と意味深な言葉。どう受け止めていいかわからず、沈黙していると、寝室から妻がふらりと出てきて、「電話を貸して」と言いました。
実は妻も同じ会社に勤めており、上司のことをよく知っています。「A塚さん、夫はきちんと引き継ぎを済ませて有給休暇を取っています。家庭の事情を軽く扱わないでください」と、落ち着いた口調で伝えました。その後、電話を切った妻の顔には、少し悔しさがにじんでいました。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
家業の定食屋を引き継いだものの、経営がうまくいかず悩み続けていた俺。そんな日々の中、毎日通ってくれる無口な女性客の存在が、俺の運命を大きく変えることになりました。廃業寸前の店と俺自...
続きを読む私は現在、地方の工務店で大工として働いています。普段は現場を走り回っていますが、この日は珍しく有給休暇を取りました。理由は、妻が高熱で寝込んでしまったか …
私は現在、住宅の完成予想図を3D化するパース制作会社を経営しています。戸建てやマンションの建築プランをCGで立体的に再現し、依頼先の企業や施主が完成イメ …
私は最近、恋人のA子と婚約したばかり。その日は初めての両家顔合わせの日でした。彼女の両親は公務員の仕事をされており、厳格な家庭だと聞いていたので、かなり …
私は中卒で現在、アパレルメーカーの営業職として働いています。学歴に引け目を感じることもありますが、誰よりも努力して実績を積み重ねてきました。そんなある日 …
家業の定食屋を引き継いだものの、経営がうまくいかず悩み続けていた俺。そんな日々の中、毎日通ってくれる無口な女性客の存在が、俺の運命を大きく変えることにな …
「新人は黙って雑用してろ」そんな空気が当たり前の職場で働いていた私。現場で理不尽な扱いを受けながらも、環境を変えたいと奮闘しました。最初は誰にも認められ …
「なんで僕ばっかり…」と、会社で地味に真面目に働いている僕。仕事を押し付けられてばかりの毎日、気付けば残業続き。そんな日常が、ある夜の“清掃員さん”との …
人との関わりが苦手だったユウが、真っすぐで明るいナオキと出会ったことで、少しずつ自分を変えていきます。中学時代のトラウマを乗り越え、素直な気持ちを伝える …