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人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、ステキなおばあちゃんを目指す連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。
今回は、台湾の龍山寺で引いたおみくじに救われたというエピソードをお届けします。そのおみくじの内容とは。
ある日、2019年に台湾・台北の龍山寺で引いたおみくじの内容をふと思い出しました。龍山寺は道教の有名なお寺で、観光客にも人気のスポットです。当時、いろいろな悩みを抱えたまま参拝し、引いたおみくじには予想外の言葉が記されていました。

「楽観的に行きましょう。毎日愉快に楽しく笑って過ごすだけで、大きな成果が転がり込んできます。暗く考えてはいけません。明るく考えて適当に日々暮らすだけで英雄になれてしまいます」※内容は当時のメモとオンライン情報をもとにした要旨(意訳)です。
悩んでいた私には、「もっと頑張りなさい!」と言われるのではなく、「暗く考えるな。明るく考えて適当にしていてもうまくいくよ」と言われるのは、目からウロコというか、新鮮な驚きでした。私は信仰を持たないのですが、このときは「道教のおおらかさに救われた気がする」と感じたのを覚えています。
自分を追い詰めがちなときほど、肩の力を抜くことも必要だな……と感じた出来事でした。
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落ち込んだときに必要なのは、努力や根性ではなく「少し肩の力を抜く勇気」なのかもしれません。完璧を求めすぎず、時には楽観的な視点を持つことで、心がふっと軽くなることがあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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