「お父さんが先に逝ってね」義実家での団らん中、義父に向けられたひと言に耳を疑った理由
家族が集まる場で夫や義姉、義母が放った言葉に、思わず耳を疑ってしまいました。冗談のつもりだったのかもしれませんが、言われた義父を思うと胸がざわつきました …
ウーマンカレンダー woman calendar
自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。
ある日、母と一緒に祖母宅へ行った日のことです。私はこたつで祖母とみかんを食べながら話をしていました。そして、帰宅しようと車に乗り込んだところ……なんだかいろいろ変なのです。ズボンがなんとなくしっとりしているような気がするし、変なにおいもします。
「ねえ、なんかにおわない?」と母に聞いたのですが、母は首をかしげるばかり。そのうち車内では気にならなくなり、「私の気のせいかな?」と疑問に思いながら帰宅。
しかし、お風呂上がりにズボンをもう一度嗅いでみたところ、やっぱりいつもと違うにおいがしました。洗えば落ちますが、祖母宅に行くとやっぱりにおいがするのです。そんなことが数回あって、私はどうしても我慢できず、日ごろのにおいのことも含めて母に話をしてみることを決意しました。
とはいっても、非常にデリケートな話です。どう切り出したらよいのか、何て言ったらよいのか、本当に迷いました。むしろ伝えないほうがよいのではないかと思う部分もありましたが、もし自分が逆の立場だったらやはり言ってほしい!と思い、勇気を出して伝えることに。
伝えた結果、やはり母はかなり戸惑っていました。けれど、結果としてよかったことが判明しました。
においの話をした翌日、母は祖母宅に行った際、においを意識したそうです。しかし、まったく違和感がなかったため、前日母と私が話したときに話題に出たこたつの中を見てみることに。こたつ布団をめくってみたところ……強烈なにおいが! 余りのにおいに母は目がチカチカしたと言っていました。
中にあったのは数枚の服でした。祖母に話を聞いたところ、少し前からトイレを失敗してしまうことがあり、間に合わずに服が濡れてしまったとき、こたつに隠していたのだということが判明しました。
しかも、ちょうど確認した前日の夜、新しい1枚を追加したばかりだったとか……。今まで母はこたつには入らず、こたつ布団の上に座っているだけだったので少しにおいが付いただけで済んだようですが、私はしっかり足を入れていたため、短時間であったにもかかわらずズボンに中のにおいが染みついてしまったようです。
昔ながらの綿のこたつ布団は厚く、熱と共ににおいも中に閉じ込めていた様子。こたつを取り払ってみると、その下のカーペットにまでにおいが染みついてしまっていました。カーペットも含めてこたつ布団一式と座布団もすべて新調し、失敗した服を入れる用のバケツを用意。その結果、母から不思議なにおいがすることはなくなりました。
今回の件で、自分では気付けない「におい」の問題がいかにデリケートで、同時に重要であるかを痛感しました。当初は母の加齢臭を疑っていましたが、原因は祖母の介護にまつわる思わぬところにあったのです。
においを指摘することは、たとえ家族であっても大変勇気がいることです。しかし、もし指摘していなければ、祖母の失敗に気付くのが遅れ、衛生的な問題も悪化していたかもしれません。母が「早く言ってくれて本当によかった」と言ってくれたように、勇気を出して伝えたことが、結果的に家族全員を助けることにつながりました。
自分自身も、周囲に不快感を与えていないか気を付けると同時に、もし家族や近しい人が気付いたことがあれば、早めに教えてもらえるような関係性を築いておくことの大切さを学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小沢ゆう/40代女性。長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。
マンガ/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
コスパが良く、大人気! 注目度急上昇中の激安スーパーマーケット「ロピア」で、マニアが2025年上半期に購入して「特に買ってよかった」 と感じた10品をピックアップ。おいしさ・コスパ...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子妊娠中、つわりはあったものの体調はおおむね順調で、無事に臨月...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子妊娠中、体調はおおむね順調でしたが、ある日食事中に脈の違和感...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子を妊娠中、初期につわりはあったものの体調はおおむね順調で、無...
続きを読む会社員の私は、父の還暦祝いに母と3人で高級レストランを訪れました。父は普段あまり服にこだわらないタイプで、この日も昔から愛用しているジャケットを羽織っていました。私にとっては懐かし...
続きを読む家族が集まる場で夫や義姉、義母が放った言葉に、思わず耳を疑ってしまいました。冗談のつもりだったのかもしれませんが、言われた義父を思うと胸がざわつきました …
目次 1. 母の加齢臭かと思ったらまさかの原因だった! 2. ズボンがしっとりして、変なにおいも 3. においの正体はなんと…! 4. まとめ ズボンが …
リハビリの仕事をしている私。ある日職場で、99歳のおばあさんのリハビリをしていました。そのとき、おばあさんから言われたひと言に思わず赤面してしまいました …
目次 1. 異変は、静かに 2. 安心のはずが、一転 3. 「余命半年かもしれない」 4. まとめ 「余命半年かもしれない」 検査の途中、腫瘍はなんとか …
目次 1. 写真を撮ろうとしゃがんだ瞬間 2. 一瞬で頭が真っ白に 3. 会場は爆笑!その後新婦の反応は 4. まとめ 会場は爆笑!その後新婦の反応は …
目次 1. 「預かってほしい」と頼まれる日々 2. ある日、おいっ子が見たショックな光景 3. その後の家族の話し合い その後の家族の話し合い 私はすぐ …
目次 1. 更年期障害についてリサーチ 2. 通勤途中で動悸、息切れ、思わず倒れ込む 3. 思い込みによる自己判断で命の危険が 4. まとめ 思い込みに …
冬のある日、子どもが学校から風邪をもらってきました。鼻水とせきが出ていたのですが、夜は一緒に寝ていたため、私にもすぐうつってしまいました。私も鼻水とせき …