金に困ったら親ヅラ！？幼少期に私を手放した両親に、援助を断ったワケ
目次 1. 叔母との生活で変わり始めた日常 2. 周囲との関わりが、人との距離を縮めてくれた 3. 距離を取ると決めた実の両親との関係 4. まとめ 距 …
距離を取ると決めた実の両親との関係
その後、私の近況を知った実の両親から連絡がありました。事業に失敗し、生活が厳しい状況にあるとのことでした。
しかし私は、育ててくれたのは叔母であり、今の自分を形づくってくれたのも叔母だと感じています。話し合いの末、金銭的な支援はおこなわないという判断を伝えました。感情的になることなく、自分なりに線引きをしたつもりです。
今も私は、叔母の誕生日を毎年欠かさず祝っています。仕事で忙しい中でも、感謝を伝える時間は大切にしています。A子さんも同席することがあり、3人で近況を話すひとときは、私にとって心が落ち着く時間です。
血のつながりではなく、日々の関わりや信頼によって築かれた関係こそが、私にとっての家族なのだと、社会に出てからより強く実感するようになりました。
まとめ
叔母の理解と支えによって、自分の居場所と仕事への道を見つけることができてよかったですね。人との関係は、立場や血縁だけで決まるものではありません。これからも、支えてくれた人たちへの感謝を忘れず、仕事を通じて社会と誠実に向き合っていってほしいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
