「元カノと比べるなんて最っ低」彼女を激怒させた彼のひと言とは #ヤバすぎた社内恋愛 14
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「ングッ、ングッ……すんッ、スイ……マゼン!」泣きながら謝る、妻の浮気相手・松原涼太。こんなところで大の大人が泣いていると人の目を引いてしまうので、仕方なく松原諒太を慰める勇気。被害者が加害者を慰めている事自体がおかしいのに、さらに……。
「大丈夫よ……。悪くないから泣かなくていいよ」
「???」
「泣いてくれてやさしいね。私も頑張るからさ! 諒太も一緒に頑張ろ! うん……大丈夫だよ」
「????」
一体何を頑張るんだ!? 何でお前たちは悪くない前提!? なんだこいつらは……。
妻と妻の浮気相手の茶番を見て、さっさと縁を切ったほうがいいと再確認する勇気。付き合いきれないので「どうするのか決めておいてね。浮気を認めて慰謝料さえ払ってもらえれば大事にする気はないから……」と言い残し、勇気はその場を去りました。
家にも帰れない状況で何一つ解決してはいませんでしたが、勇気の気持ちはとてもラクに。
でも、ふと「もしかして俺は最低の人間かもしれない」そんなことを考えてしまいます。親とは何よりも子ども優先で命よりも大切であるはず。絶対に離れたくないと思う存在なはず。でも、今は違ってしまいました。大切な存在には間違いありませんでしたが、離れたくないとはみじんも思いませんでした。親権を取りたいとも思いませんでした。
家族に無視され嫌がらせされたせいなのか? 理由はどうであれ、親としては最低のクズなのではないか。そう思って「普通の親の考え方」をしようとしても、地獄に帰ることを勇気の体が拒否していました。
そんな自問自答を繰り返していると、妻から連絡がありました。また会って話がしたいとのことで、後日、勇気、妻、妻の浮気相手・松原諒太の3人で会うことになりました。
当日、21時過ぎに指定された場所に行くと、2人はなんとも言えない顔をして待っていました。
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話し合いの最中に急に泣きだす浮気相手も、それを「大丈夫。一緒に頑張ろう」と慰める妻の気持ちもまるでわかりませんね。勇気が言うようにTHE・茶番! さっさと縁を切ったほうがいいと思った勇気は正しいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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