「歩けなくなる?」何もない場所でつまずき横断歩道で転倒。整形外科で判明した筋肉の意外な真実
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夫と娘、息子、猫と一緒に暮らしているちくまサラさん。原因不明のできものに悩まされたときのことをマンガにされています。
ある日、ふとしたときに気付いた、左足のすねのできもの。傷も赤みもなく、触ってみても痛みもなく、いつできたのかもわかりません。皮膚科で診てもらったところ、「骨腫だと思うので、形成外科を受診して」と言われ大ショック。そして、形成外科でCT検査をしたところ、「骨腫ではないけれど、手術して細胞を検査しないとわからない」と言われ、手術することに……。
骨腫の手術は、全身麻酔ではなく、部分麻酔をしておこないます。途中で麻酔が切れたらイヤなので、私は超緊張! 麻酔の効き具合を先生が確認してくれるんですが、痛いのは絶対避けたいので、感覚が全然なくなるまでOKを出せませんでした。





そして、いざ、手術がスタート! 部分麻酔なので先生たちの声や周囲の気配をできるだけ感じ取れるように、私は五感を研ぎ澄ませて、すねに意識を集中させていました。
麻酔がしっかり効いていたので手術の痛みは感じませんでしたが、術中、麻酔が切れかかったときに秒で先生に告げることができました。このとき、この瞬間、「落とした鉛筆を握る選手権」をしたら、私、完全に優勝していたと思います。
そして腫瘍は無事に取れたのですが、どうやら思ったよりも奥まであったみたいで、骨にまで達していたと…。ということは、骨までメスでゴリゴリやったのかも…と思ったら、怖すぎでした!
取った腫瘍を見せてもらったんですが、白いフワフワとしたかたまりだけで。本来ならその周辺はピンク色の肉がついていたんでしょうけど、その部分はきれいに切り取ってありました。すご腕……。ホルマリンに入れて、そのまま検査に出すそうです。
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部分麻酔は術中の周囲の様子が感じ取れるから、怖いですよね。意識は手術されている部分に集中してしまい、五感が研ぎ澄まされる感じですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
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