- 2025.12.12
- スカッと体験談,
突然届いた社長メール「来なくていい」真偽を確かめようと自撮りを送ったら事態が一変
目次 1. 経営者である母の会社へ、一般社員として入社 2. 日曜日に突然届いた「解雇メール」 3. 2ショット写真を返信し、差出人を確認 4. 会社と …
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戸惑いながら面接官たちもドアのほうに視線を向けると、そこには私の母が仁王立ちで立っていました。「なんで?」と驚く私に、ニヤリと笑った母。「その子の親の顔が見たいって? 要望通り、見せに来たわよ」
すると、今まで圧迫面接を強行していた社長が、母に向かって震える声で叫んだのです。「あ、あなたがどうして東京に……」
母は、「近所の泣き虫っ子が上京して社長になったかと思いきや、ずいぶん傲慢に振舞っているって、地元では持ちきりだよ。自分も田舎出のくせに、農家を見下すなんざ偉くなったもんだね」
そう、この社長、私の両親が手広く農業を営んでいる田舎で生まれ育った同郷者だったのです。しかも母は、かつて極貧だった彼の親に手を差し伸べ、今もいろいろ便宜を図ってあげているのだとか。
横でぼう然としていた人事部長は、「警備員呼びますよ? いきなり面接に乗り込んでくるなんて……」と憤慨。しかし母は、「呼びたきゃどうぞ。高圧的な態度で接して、何が面接だ」と堂々としています。
極めつきは、「そういうことなら、こっちももう社長の実家を手伝わないよ。年商3億の農家の私たちを底辺呼ばわりするくらいだから、手助けは不要だね?」というセリフ。社長は慌てて「そ、それは困る!」と泣きそうな勢いで謝りだしました。
母は、あきれたようにそんな社長を諭したのです。
「実は、あんたの会社にはいろいろ問題があって業績もがた落ちだって、田舎のお母さんたちが心配していてね。ちょうどうちの娘が面接を受けるっていうから様子を見に来てみたら……。こんな高圧的な態度じゃ、良い人材が入ってこない上に、そのうち訴えられる。農業も企業の社長も、助けがないと成り立たない。常に感謝の気持ちを持って反省しなさい」
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