義母「他人のあなたは留守番で」家族旅行で私を置き去りにした義母に大事なことを教えてあげた結果
家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
ウーマンカレンダー woman calendar
47歳の夏、私は介護の学校に通いました。何かを勉強するのは大学時代以来。若いころに比べたら集中力も記憶力も体力も落ちていますが、かけがえのない私の3カ月間の体験を紹介します。
★関連記事:まさかコンプレックスに需要があるなんて!47歳でモデルデビュー、私の仕事の内容とは【体験談】
介護の学校では、いろいろな人と出会いました。特に心に残っているのは、3つの出会いです。
1つ目は、同期生たちとの出会い。8人のグループだったのですが、30〜50歳までの幅広い年齢層の男女が集まり、経歴もさまざま。銀行マン、美容師、車の営業マン、工場勤務、パチンコ勤務、林業、カメラ屋勤務、そして私は飲食店勤務。
40代が私を含めて4人もいたのですが、新しい扉を開けたくなる時期なのかなと思いました。
仲間には皆、背負うものがありました。9カ月の子どもがいる人、病の奥さんがいる人、大病から復帰した人、親を介護している人、思春期の子どもがいる人。未婚、子なしで実家住みの私とは違うなと感じていました。
そして、背負うものがある仲間たちは、学ぶことにとても熱心。何も考えず入学した私にも、仲間が持つ熱がどんどん伝染しました。実技で注意されたところは家で復習したり、実技の動画などを見ながら自習するなど工夫していました。このように学習に意欲的になれたのも、素晴らしい同期生に出会えたおかげだと思っています。
1番大変だった、グループホームとデイサービスでの実習も、同期生の皆と一緒だったおかげで乗り切ることができました。通信教育という選択肢もありましたが、通学してよかったと思いました。
2つ目は、学校の先生との出会いです。実技を教えてくれたのは厳しい先生でしたが、うまくできたときは、たくさん褒めてくれました。先生は30年以上、介護の世界にいるようで、「今は介護の世界は求人の数が多いから、あなたたちが職場を選びなさい。合わないなら他に行きなさい」、「介護福祉士の資格を取れば選択肢が増える、そこで職場を変える人もいる」など、ためになる話をたくさんしてくれました。
また、先生ではないですが、実習先の理事長の話も心に残っています。「介護の仕事は転々とする人が多いから、就職前に見学に行くように」、「介護の仕事で辞めたくなるのは、年下の先輩にいろいろ言われたとき。だけど今の介護専門の高校生は、たくさん資格を持っているから、負けるのは当たり前だと思っていい」など、経営者ならではの含蓄のある言葉をいただきました。
そして、3つ目は、実習先で出会った施設の利用者さんとの出会いです。利用者さんとお話をしたり、散歩に行ったり、夕食の下準備したり、体操したり、一緒に過ごす時間がとても楽しかったです。また、実習先では「学生さん」と呼ばれることが多かったのですが、ある利用者さんがエプロンに書いてある私の名前で呼んでくれて……! 自分が肯定されている気持ちになり、すごくうれしかったです。
実り多い学生生活を経て、無事に「介護職員初任者研修」を取得し、就職することもできました。スロースターターな私ですが、これからもすてきな仲間たちから教わった、学ぶ気持ちを忘れずに、新しい扉をどんどん開けていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
私は長年ワンオペで義母を介護してきました。負担が大きいと何度も夫に相談しましたが、彼は無関心。協力してくれたことはありませんでした。そうして10年が過ぎたある日、義母が他界。「母さ...
続きを読むインスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんには、70代と80代の両親がいます。そんな両親は夫婦として58年間...
続きを読む私は50代後半の元バリキャリ。たまった資産を元手に現在は退職し、山で隠居生活を満喫中です。さらに、1人息子の結婚が決まって胸をなで下ろしました。ところが、会社で知り合ったという嫁に...
続きを読む私は5歳の息子と夫と3人暮らし。飲み会ばかりで家族のことは二の次という夫に不満が募っていたある日、私と息子が同時に高熱を出してしまいました。夫に体調不良を訴えてSOSを出したのです...
続きを読む34歳OLのさなさん。人並みに恋愛経験を積んできたはずが、この年齢まで独身。焦りを感じていたある日、理想の男性と出会うのですが……。「普通」に幸せになりたいだけなのにどうして自分だ...
続きを読む家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
跡継ぎとなる男の子への過度な期待を持つ義両親。娘を出産したときにかけられた義両親からの衝撃の言葉は、今でも忘れられない記憶となっています。 ★関連記事: …
新卒の女性社員が入社しましたが、半年たっても仕事の成果が出ず、私は教育係として指導することになりました。ロールプレイングを通して営業の練習をさせようと計 …
若いころからサウナに行っても汗ひとつかかないくらいの代謝の悪かった私。手足の先が冷え、目の下のクマも目立つなど血の巡りも良くないと感じていました。運動経 …
次男を出産するにあたり、義実家にお世話になることにしました。長男のときの実家への里帰りと比べ、育児に専念できる環境に喜んだのもつかの間。滞在を快く迎え入 …
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。かむ力が、人よりも強すぎるこ …
子どもと公園に出かけるたびに、どんぐりや木の実を「宝物」と呼んで拾っては、持ち帰るのがわが家の恒例でした。そんな折、ある悲劇が起きたのです……。 ★関連 …
40代後半に突入した私は、夕方になるとふくらはぎが重だるくて、早くお風呂に入りたいと思う毎日。しかし、実際にお風呂に入れるのは家族の中で最後なので、疲れ …