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老眼デビューは40歳とかなり早めだったM・Nさん(47歳)。周りに老眼と気付かれないように、既製品のいかにもな老眼鏡ではなく、おしゃれフレームに老眼レンズをはめ込んでいます。すっかり老眼鏡の使い手となった今は、「お手元用眼鏡」「遠近両用コンタクト」「眼鏡型ルーペ(拡大鏡)」の3種類をシチュエーション別に使い分け。その様子をお伝えします。
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編集者という仕事柄、朝から晩まで文字を見ている毎日を送っていました。40歳を過ぎたある日、いつもは何の違和感もなく読んでいた写真の下に書いてある文字がやけに小さく見えたのです。
それで文字を配置してくれたデザイナーに「今回の写真の下の文字、小さ過ぎませんか? いつもと同じ大きさに修正してください」とお願いしました。するとデザイナーは「いつもと同じ大きさですよ」と。その場はごまかして電話を切りましたが、“私の目おかしくなっちゃった”というショックで頭がいっぱいになりました。
ところがその夜、一連の出来事を友人に話すと「それ、老眼! この眼鏡かけてみな」と渡されたのは老眼鏡。かけた途端、世界が変わりました。近くのものがめちゃくちゃ見やすいんです。

当時、私は40歳になったばかりで老眼であるという事実を自分の中で認めたくなかったし、周りの人には絶対に知られたくありませんでした。でも、毎日文字を読むという仕事柄、このままでは厳しいと考えて、意を決して老眼鏡を作ることにしました。ただし、普通の老眼鏡だとバレるので、眼鏡屋さんでおしゃれなフレームを選び、そのフレームに老眼鏡をはめ込んでもらうことにしたのです。
眼鏡屋さんに行き、「このフレームに老眼用のレンズを入れてもらえませんか」とお願いすると、20代の店員さんが「あっ、お手元用ですね?」とオブラートに包んだ言い方をしてくれました。やさしさで言ってくれた「お手元用」という言葉が私の心を逆なでたのを今でも記憶しています。
とはいえ、無事におしゃれなお手元用眼鏡は完成。会社でも老眼鏡だと気付かれることなく使えるようになり、かなり快適になりました。さらに、老眼鏡をかけると目が大きく見えるので、思わぬメリットもありました。

それからは遠近両用コンタクトにも挑戦。この遠近両用コンタクトも使いやすいんですが、ピントが合うまではぼやけて見えるのでじーっと見ていないといけないという難点があります。
こればかりはどうにもならないようで、「気合でピントを合わせてください」とコンタクトレンズ屋さんに言われました。

また、ペットの犬の爪を切るとき専用に100円ショップで売っている眼鏡型ルーペも持っています。私の場合、シチュエーションに合わせて眼鏡、コンタクト、眼鏡型ルーペという老眼用三種の神器を使い分けているので、見えにくいというストレスはなくなりました。
初めて老眼とわかったときはショックでしたが、今はシチュエーション別にお手元用眼鏡、コンタクト、眼鏡型ルーペを使い分けて快適な視界を手に入れています。友人に状況を話してすぐに老眼を疑い、老眼鏡を作ってよかったなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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