夫「再婚するから別れてくれ」20年連れ添った夫から突然の離婚宣言…大喜びで出て行った結果
専業主婦の私は、20年連れ添った夫から離婚を宣言されました。男尊女卑で傍若無人、高圧的な夫は長いこと不倫をしていて、その相手と再婚するのだとか。私が泣い …
ウーマンカレンダー woman calendar
私はふとした仕草や言葉の端々から人がついたうそを感じ取っています。これはなかなか人に説明はできないのですが、揺るぎない確信として自分自身の中に存在しています。これがHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特性の1つだと知ったのは最近のこと。それまでは風変わりで面倒な人間だと、自分自身を嫌っていました。これは自分の存在意義を自ら否定していたことに気付いた人生最大の発見でした。
★関連記事:37歳で不安障害を発症してどん底だった6年間。苦しみながらも克服できた理由は【体験談】
もともと自己肯定感の低い私は、高圧的だった元夫からの「お前は使えない」などの言葉の攻撃もあり、かなり自己肯定感の低い生活をしていたと思います。何をしていても、失敗が起きたら私のせい。自分はダメな人間だから、ここにいてはいけない。周りの皆さんのご迷惑になる……そんなことばかり考えて過ごしていました。
元夫の言う通り、「使えない私は会社のご迷惑になるから」と何度も退職を申し出ました。その度に上司は「今のままで十分だから」と言ってくださるのに、「私がかわいそうだから、本当のことが言えないんだ……」と思い、悩んでいました。
ある日フラッと立ち寄った本屋で、正面に並ぶ本の「面倒くさい自分にさよなら」と書いてある帯が目に止まりました。その本を手に取り、目次をさらっと読んでみると、なんと自分のことが書かれているではありませんか。自己肯定感が低いこと、うそを見抜けること、必要以上に物事を深く考えること。どれも自分と一致していたことに驚き、思わずその本を購入してしまいました。
じっくり本を読んでみると、そこには人口の5人に1人が当てはまるHSPについての特徴やHSPが生きづらい理由、向き合い方が書いてありました。読み進めていくうちに、なんでもっと早くこの本に出合えなかったんだろうと後悔にも似た感覚に襲われました。それほど、自分に当てはまっていたのです。
自分がHSPなんだと自覚した今、面倒だと感じていた思考や言動には「こんな理由があったんだ」と理解できることが増えてきました。理解できると今度は対処の方法も見つけやすくなりました。また、人とは違う自分を自覚したことで、「これが私の個性だから」と自分自身に許しを与えることができるようになりました。
周りから「頑張り過ぎ」と言われ続けていたのも、HSPの気質から来ているようで、これまでの人生を全速力で駆け抜けてきたことにも気付きました。今は「もう少しのんびり生きよう」そう思えるようになりました。
人生の折り返し地点の今、たまたま出合った本のおかげで、私が人生と向き合う大きなきっかけになりました。今でも必要以上に深く考えたり、物事の失敗や間違いに悩むことはありますし、それが治らないことなのも理解しています。ただ、今までと違うのは、途中で「あ、私今考え過ぎてるな……」と気付けるようになったことです。そこから気分転換をしたり、違うことを考えたりという方向転換ができるようになりました。
もっと早くにHSPのことを知っていたら……そう考えたらキリがないのですが、ここがベストタイミングだったんだと今は思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/sawawa
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
大企業の営業マンとして妻子を養ってきた私。出世を目前としたタイミングで、重い病を患っていることが判明しました。ところが妻は私の看病を嫌がり、離婚を要求。父親思いの娘を引きずるように...
続きを読む私は50代後半の元バリキャリ。たまった資産を元手に現在は退職し、山で隠居生活を満喫中です。さらに、1人息子の結婚が決まって胸をなで下ろしました。ところが、会社で知り合ったという嫁に...
続きを読む34歳OLのさなさん。人並みに恋愛経験を積んできたはずが、この年齢まで独身。焦りを感じていたある日、理想の男性と出会うのですが……。「普通」に幸せになりたいだけなのにどうして自分だ...
続きを読む私は長年ワンオペで義母を介護してきました。負担が大きいと何度も夫に相談しましたが、彼は無関心。協力してくれたことはありませんでした。そうして10年が過ぎたある日、義母が他界。「母さ...
続きを読む30代後半から子宮筋腫の症状がひどくなり、子宮全摘出手術を受けた宮島もっちーさんが当時を振り返りながら、今、同じように悩んでいる女性にエールを贈るマンガ。 子宮を摘出するまで月経時...
続きを読む専業主婦の私は、20年連れ添った夫から離婚を宣言されました。男尊女卑で傍若無人、高圧的な夫は長いこと不倫をしていて、その相手と再婚するのだとか。私が泣い …
34歳OLのさなさん。人並みに恋愛経験を積んできたはずが、この年齢まで独身。焦りを感じていたある日、理想の男性と出会うのですが……。「普通」に幸せになり …
昔、サークルで出会った彼に、いつの間にか心を奪われていました。彼は過去のつらい別れを経験していたせいか、恋愛に対して慎重な部分もありました。そんな中、あ …
大学卒業を目前に控え、引っ越しの準備を進めていた私。そんなとき、片づけが苦手で知られる友人から協力を頼まれたのですが、そこで思いも寄らない異臭騒動に巻き …
社内で人気の受付嬢・葉山メグミは、同僚の後藤ダイキに好意を抱いていました。しかし、ある日彼が小さな女の子と「親しげ」にしている姿を見て、既婚者だと勘違い …
子どもが独立してから夫婦2人となった私は、今まで当たり前と思っていたことを少しずつ見直し、良質な生活を目指そうと実践してきました。そして、今回は前々から …
34歳OLのさなさん。人並みに恋愛経験を積んできたはずが、この年齢まで独身。焦りを感じていたある日、理想の男性と出会うのですが……。「普通」に幸せになり …
私は時々お出掛けしてウインドーショッピングをするのを楽しみにしているのですが、歩いているとデリケートゾーンがキシキシと痛むことがあります。そういうときは …