- 2025.12.01
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友人たちから話には聞いていたけど、48歳である日突然やってきた老眼。目のストレッチや目薬のアップグレードで、小さな字が読みづらく、目が疲れやすくなったという困りごとをしのいでいる、そんな老眼体験談をお伝えしたいと思います。
★関連記事:「近視の人は老眼になりにくい?」「老眼鏡をかけると老眼が進む?」老眼のありがち勘違い5つ
ある日、同年齢の友人と老眼鏡の話題になったとき、自分はまだまだだろうと思っていた48歳の私。主にパソコンを使用する仕事なので、ドライアイが悩みではありました。でも、ある日予告もなく突然来ました! 老眼が! スマホやタブレットを離さないと見えにくいし、商品パッケージの裏にある小さな文字が読めないし、そして夕方になると目が疲れて文字が見えづらくなったのです。これがいわゆる老眼の始まりね、としみじみ思いました。
車の運転はライトの光が前よりもまぶしく感じられるし、買い物に行ってタグを見るときに、ちょっとタグを離さないとはっきり見えません。今まで親や年配の人が字を読むとき、老眼鏡を使ったり、字が書いてあるものを離したりしている姿を見て、心の中でわずらわしいなあと思っていた私。過去の自分を反省です。
見えにくい、読みにくいことがどんなに困ることなのかということを実感しました。そして、もう1つ友人たちが言う通りだと思ったのは、商品の文字が小さ過ぎる!ということ。老眼になると特に商品のパッケージの裏に書いてある成分や服のタグの素材の表示は、字が小さくて読みにくいとつくづく思いました。
老眼対策に短時間で気軽にできることをインターネットで探していたら、目のストレッチの掲載しているサイトを発見。目のストレッチは場所もいらないし、パソコン仕事の合間やちょっとした隙間時間にできるので、今も続けています。ストレッチすることで目の周りの血流がアップするので、ピントを合わせる筋肉に良いみたいです。サイトで見つけたストレッチを、自分流にアレンジして使いやすくしました。
まず、顔を動かさずに目を左右上下に動かすことを10回連続でおこないます。次に目を時計回りに10回、逆回転も10回。次に、ちょっと遠くと手元を交互に見ることを10往復です。ちょっと遠くは約2m先、家では壁のカレンダーの日付を見て、手元を見るときは人差し指を鼻に付けて、爪を見ています。この目のストレッチを少なくとも一日3回、朝昼夜と頑張りました。
1カ月ほど続けてみたら小さな字が読みにくいことが減り、夜でも目が疲れたと感じる回数が減って、ラクになってきたような感じがするので、もう少しストレッチの機会を増やしてもいいと思っています。

長い間、目薬は目をスッキリさせたいときのみ、さしていました。目薬のセレクトは値段重視。今回、老眼対策の目薬を探してみると、激安なものからちょっとしたランチ並みの値段のものまで種類が多すぎる! そこで、老眼対策の目薬選びのポイントは成分だとネットで知り、目薬の成分表を真剣に読みました。といっても、パッケージの裏の成分表は字が小さくて読みにくかったので、インターネット上にある製薬会社の目薬紹介ページを確認しました。
目のピントを調整する筋肉をサポートし、涙を分泌して目から蒸発させないように守る成分( ネオスチグミンメチル硫酸塩 )などもチェックしました。これは、加齢により目の渇きが進むと、かすみ目もますます悪化すると学んだからです。これで成分が増えて、ちょっとアップグレードした高級目薬に。値段も今までよりも高くなりました。その上、私はソフトコンタクトレンズと眼鏡の両方使っているので、コンタクトレンズの上から使える目薬と、裸眼用の2種類の目薬を使い分けています。
普段の生活での老眼対策として、目のストレッチをおこない、目薬をアップグレードしました。考えてみると、これは目のケアを充実させていることになるのですね。今まではアラフィフのオトナ女子として体や肌のケアはすでにおこなっていました。それは、首や腰が痛いからマッサージに通う、肌の乾燥がひどいから高保湿のコスメを使うといったもの。それらと同じようにオトナ女子は目のケアが必要なのだと実感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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