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家族の介護では、食事をするときに箸が持てなくなってしまうと思わぬ事故にも発展したり、食事を喉に詰まらせたりと心配になることは多々あります。そんな私のお話です。
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毎日の食事で、箸を持つ手が震えてしっかりと持てない場合は介護のサポートが必要だと実感しています。皆で食事をしているときは問題はありませんが、家族がひとりで食事をしているときは喉に詰まらせているのではないかと不安に感じることも。そのため、日ごろから観察をするように家族全員と連携しています。
現在、私が外出するときは専門のホームヘルパー(訪問介護員)に依頼をして家族の食事のサポートをしてもらっています。以前、家族がひとりで食事をしている最中に食器を割ってしまったことを機に相談しました。
ヘルパーさんが来るのは週3日ですが、食事だけではなく洗濯などの家事サポートも同時におこなってくれて助かりました。最初は家族ではない人が自宅に入って家事をすることに抵抗がありましたが、サポートの内容に合わせて時間通りに食事を出してくれるので、規則正しい生活を送れるようになりました。
時間があるときは、自宅の周辺を散歩しながら健康面を見守ってくれています。食事の後片付けも積極的におこなってくれて、私たち家族の負担も圧倒的に減りました。さらに、時間が空いているときは近所のコンビニやスーパーに買い出しをしてその日に必要な食材を買ってきてくれてるので、仕事で忙しいときでもストレスをためずに介護に向き合えているような気がします。
介護のプランは月ごとに見直しています。困ったことや病院に行かなければならないときは、サポートのペースを増やすようにしています。年齢を重ねるごとに食事をする回数が減ってしまったときでも、メニューを見直してヘルパーさんが直接食事のサポートをしてくれるので、おかげで健康状態も以前より良くなりました。
食事のメニューを考えながらサポートをしてくれるだけでなく、そばで見守ってくれることで食事中のリスクも軽減できています。そんなヘルパーさんのおかげで、仕事で忙しいときでも安心して外出ができます。深夜や早朝でも駆けつけてくれるヘルパーさんには、本当に感謝しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/田中かおり
ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室
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