「高収入の夫に感謝しろ!」高圧的な夫の言動に支配されていた私が、形勢逆転できたワケは
目次 1. 自分ばかり豪遊 2. いい気になっているけれど? 3. それは犯罪! それは犯罪! 「それを言うならお前も共犯だ! 俺が横領した金で生活して …
ウーマンカレンダー woman calendar
今のご時世、ジェンダーレスについての話題は昔より多く目にするようになりましたが、友人は、まさか自分の娘が同性愛者であるとは思っていなかったようです。同性愛に偏見はないつもりでしたが、昭和の時代を生きてきた友人にとってはやはり衝撃的で、ショックな感情も多少あったと言います。
しかし、カミングアウトされた今になって考えてみれば、いくつか心当たりもありました。 急に、男装アイドルグループ(女性が男性の格好をしているアイドル)にハマり出したり、「女性が好きかもしれない……」とつぶやいていたりと、次女の行動には予兆がたくさんあったようです。
少しずつ落ち着いて状況を整理できたころには「過去にいろいろあった出来事は、やっぱりそういうことだったんだ」とふに落ちたと言っていました。もしかしたら、心のどこかで気にしていたのかもしれません。思ったより冷静でいられたことはよかったけれど、おそらく何も気付いていない夫にどう理解してもらったらいいだろうというのが、次の問題でした。
友人の夫は基本穏やかな性格でしたが、古風な考えを持っている人でもありました。特に娘のこととなると心配する気持ちから厳しくなることも多く、次女の上京もずっと反対していたそうです。また、友人よりも同性愛について偏見がある様子だったので、果たして娘のジェンダー問題について理解を得られるかどうかが、娘以上に不安でした。
その後、コロナ禍により直接の顔合わせが難しいため、オンラインで顔を合わせることにした友人夫婦と次女カップル。友人は、事前に夫に伝えるべきか迷ったそうですが、娘の言葉で伝えたほうがいいだろうと思い、言わないことにしました。ただ、衝撃が大き過ぎて感情的になられても困るので、「相手の人、ルームメイトの女の子だったりして……」とやんわりにおわす程度はしたそう。
そして、夫が察しているかもわからないまま、オンラインでの対面の日を迎えました。紹介された女性の容姿が男性に近かったこともあり、友人は思ったよりも戸惑わなかったそう。その場で、パートナーシップ届を出そうと考えていると話があり、2人の本気度を感じたと言います。友人の夫は、娘と相手の話を終始黙って聞いていました。
顔合わせ後に夫と話すと、「正直複雑な気持ちだった。だけど娘の顔を見たら今まで苦労したんだろうなという思いが込み上げて、娘の幸せを願いたいと思った」と言っていたそう。友人も、「正直、孫が見れないかも…というショックはあるけど、幸せそうな次女の姿を見て応援しようと思った」と夫に話し、親として次女のジェンダー問題を支えていこうという気持ちが固まったようです。
それから友人の夫は娘のジェンダーについて少しずつ学び始めました。「頭ごなしに否定するのではなく、受け入れよう、理解しようと努力してくれたのがうれしかった」と友人は言います。友人も、夫と一緒に娘の手助けをしていけるよう、ジェンダーについて学びを深めているようです。
同性愛に関して偏見はないと思っていた友人でしたが、いざ自分の娘が……となると複雑だったようです。しかし、娘の幸せそうな姿を見た夫婦は、応援したいという気持ちが固まりました。同性愛者などのセクシュアルマイノリティーの人にとって、親へのカミングアウトは勇気のいるものかもしれません。でも友人は、「話してくれてよかった」と言っていました。
「今後、同性カップルが乗り越えなければならない問題が出てくるかもしれないけど、夫と協力して娘を支えてあげたいと思っている」と語る友人に、親ならば娘の幸せを優先するものなのだなと、親子愛を感じさせられたエピソードでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 いつものスーパーにて、お米の高騰を目の当たりにしたアラフィフのおーちゃん。しかも、お米だ...
続きを読む私の夫は昔から性欲が強く、若いころはレスポンスできていた私。でも、30代に突入し、子育てに追われる日々の中で、体力的にも精神的にもつらくなってきました。 ★関連記事:「性欲が落ち着...
続きを読む私たち夫婦は7歳差で、夫が年上です。彼は日ごろから運動を欠かさず、見た目も気持ちも若々しさを保っています。しかし、その若さが時に、私にとってちょっとした悩みの種になることもあり……...
続きを読む私は高校卒業後、祖父が社長を務める会社で秘書をしています。ところが祖父は、昔から私の弟ばかりをかわいがり、甘やかして何でも買い与えてきました。ワガママ放題に育った弟は、「男は学歴」...
続きを読む2児の母、のむすんさんが自身や知人の過去の体験談をもとに描いたマンガ。38歳でパート勤めのみなこさんは、夫と小学生の息子と平和に暮らしていました。ある日、大学時代の友人、るりあと偶...
続きを読む目次 1. 自分ばかり豪遊 2. いい気になっているけれど? 3. それは犯罪! それは犯罪! 「それを言うならお前も共犯だ! 俺が横領した金で生活して …
彼とはすぐに仲直り。庭瀬さんも決して悪い人ではなかったし、もう少し関係を続けていくことに。 同じころ、同期の子が会社を辞めるかもしれないと悩んでいました …
目次 1. デリケートゾーンのにおいが気になる 2. おりものシートをしても解決せず… 3. 専用の洗浄剤を使った結果 4. まとめ 専用の洗浄剤を使っ …
妹の夫のお母さんの話を聞いて、人生の転機と家族の絆について深く考えさせられました。仕事一筋の義母が、突如として孫のために人生を180度転換させたのです。 …
目次 1. 出発前に子ども2人のトイレ&おむつ替え 2. 40度の猛暑でにおいが熟成! 3. トイレの置き土産に爆発! 4. まとめ トイレの置き土産に …
彼の元カノの前野さんは、彼との交際中に宗教団体の会員になりました。そのことをずっと引け目のように感じていたのですが、彼が私と前野さんを比べたことでついに …
目次 1. 若いころの目の下のクマ 2. 若いころとは違う40代のクマ 3. コンシーラー探しの旅で気が付いたこと 4. まとめ コンシーラー探しの旅で …
目次 1. 学生時代、先生から字が小さいと言われる 2. 娘の字の小ささに驚がく! 3. 娘に注意すると厳しい返答が 4. まとめ 娘に注意すると厳しい …